「トピックス」カテゴリーアーカイブ

保険がきく矯正治療

矯正治療は、基本的には、保険が適用されない治療となっています。しかし、条件が合えば、保険適用で行うことが出来ます。
1つ目として、厚生労働省が指定する23疾患のいずれかに当てはまり、指定自立支援医療機関(育成・更生医療)で治療することです。疾患の一例として、口唇裂・口蓋裂、ピエールロバン症候群、ダウン症候群、などです。18才未満であれば、自立支援医療も利用することが出来、世帯の所得状況に応じて自己負担額の上限が設定されます。
2つ目として、顎変形症で手術を前提とした「外科矯正」で、成長を終えた方(本格矯正)が対象となります。その際には、顎口腔機能診断施設の指定機関でなければなりません。
外科矯正は、矯正専門医院で歯並びを改善し、提携する医療機関(当院の場合は広島赤十字原爆病院)で顎切手術をします。10日前後の入院が必要になります。その後は良い噛み合わせを構築する仕上げとして術後矯正を数ヶ月行い終了です。
保険が適用されるかどうかは、精密検査を受けて頂き、その診断結果によって決まってきます。

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ののやま矯正歯科医院

装置撤去後の患者様の声

当院では、マルチブラケット装置が外れ、保定治療になる方にアンケートをお願いしています。今回は、その患者様の声について書いていきたいと思います。現在治療中の方、治療スタートを迷われている方の参考になれば幸いです。
まず、治療を始める前に感じていた不安として、痛み、期間、抜歯、見た目、本当に治るのか、治療内容、食事に支障が出るかなど、多くの不安を挙げて下さっています。しかし、実際に治療が終わってその不安のことについて伺ってみると、解決した、思ったより痛くなかった、早く終わった、綺麗になってよかったなど、個人差はあるかと思いますが、想像してたより影響が少なかったようです。
治療を終えた患者様からは、「痛みを乗り越えるとそれ以上の喜びが待っていて、心も顔も明るくなれる」「きれいな歯は自分の自信になるので、諦めずに頑張って下さい」など、これから治療をスタートする方に向けて励ましのメッセージをいただきました。
治療中、痛みが強かったり、不安なことなどあると思います。診療日であれば、その都度対応させて頂きますので、何かありましたらご連絡下さい。

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ののやま矯正歯科医院

健康も 楽しい食事も いい歯から

歯と口の健康週間は、厚生省、文部省、日本歯科医師会が1958年から実施している週間で、6/4〜6/10がそれに当たります。以前は、6/4の「虫歯予防デー」と呼んでいた時期もあったので、それで記憶している方もいらっしゃるかと思います。この週間は、歯と口の健康に関する正しい知識や歯科疾患の予防に関する適切な習慣を広めること、そして、その早期発見や早期治療などを広め、歯の寿命を延ばすことを目的とされています。毎年、標語が決められており、今年は、「健康も 楽しい食事も いい歯から」と掲げられています。
学生の方は、学校歯科検診が行われるため、歯科検診の結果のお知らせの紙をもらうので、それをきっかけに受診される方も少なくないでしょう。しかし、大人の方は、歯科検診がないため、自己管理になりがちです。
お口の2大疾患は「虫歯」「歯周病」であり、原因は複雑に絡み合っています。喫煙、ストレス、よく噛まない習慣がある方は、舌や粘膜が汚れやすくなり、口腔内の細菌が増加してしまいます。特に、歯並びの悪いところ、歯肉が痩せて出来た隙間、被せものをしている歯、義歯を支えてる歯などは細菌が繁殖しやすいとされています。また、過去に神経を抜いた歯が虫歯が再発するケースもあり、その際には痛みを伴わないため、気づかずそのままにされている場合もあります。
そのため、年に1回は歯科での定期検診を受診し、歯や歯肉のチェックのほか、セルフケアがきちんと出来ているかチェックしてもらうようにしましょう。

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ののやま矯正歯科医院

噛むということ

私たちは、日常生活の中で飲食をする時など、噛むという動作をしています。しかし、噛むということは、ただ噛めば良いというのではなく、上下の歯が正しい位置で噛み合うことが大切です。歯はお互いに支え合って噛む力に耐えているため、きちんと噛めていない歯があると、他の歯や顎に負担をかけてしまいます。その結果、顎に痛みが出たり、頭痛や肩こりが起こりやすくなるなど、体への影響は思っている以上に多いです。
子どもの場合、永久歯への生え変わりの時期は、乳歯と永久歯が混在することにより、歯磨きしづらくなります。歯並びが悪いと特に、歯垢がたまりやすくなり虫歯の原因となります。虫歯や噛み合わせが悪いとしっかり食べ物を噛むことが出来ず、食習慣や顎の発達に大きな影響を与えます。
一方で、噛むことは「ひみこの歯がいーぜ」という標語で表されるように、歯の病気を防ぐ・全身の体力向上と全力投球・言葉の発音がはっきりなどさまざまな良い効果が得られるとされています。また、よく噛むことによって、舌や顎の筋肉が発達し、それに伴い顎の骨も発達し、歯並びがよくなります。
良い歯並びや健康のためにもしっかり噛んで食事するよう気をつけていきたいですね。

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ののやま矯正歯科医院

オーランドに行ってまいりました

ののやま矯正歯科医院 院長 野々山です。5月の3、4、5日はRoth Study Club International のAnual Meetingに参加してきました。開催地はアメリカ フロリダ州オーランドという所でして、ディズニーワールドがある場所 と言う方が分かりやすいですね。今回はスピーカーとして口演をさせていただきました。日本では保険が適応されている事もあって、外科矯正治療は珍しい治療ではなくなりました。しかしながら、大きな不正咬合を持っているだけに顎関節にも大きな問題を持っている患者さんも少なくありません。術後に思わしく無い治療経過を経験されている矯正歯科医は多いと思います。顎関節にフォーカスを当てた治療での症例報告を行いました。今回はメキシコからの参加者がとても多かったのですが、実際に行われている手術のことや、手術を受ける患者さんのことなど多くの質問がありました。まだ今のメキシコでは外科に踏み込むのが困難な事情が有りそうです。また矯正歯科医だけでなく、口腔外科医とともにレベルアップの必要があるでしょう。このミーティングでは全参加者の症例報告を見る事ができます。日本のメンバーは几帳面、外国の先生方は割とルーズな治療 という印象があったのですが、ここ数年は、どんどんレベルが上がってきています。今後もより一層良い治療が出来るよう頑張らねばと思いを新たに致しました。

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矯正治療と8020運動

入れ歯を使わず、生涯、自分の歯で食事ををしたいと多くの人が考えています。
1989年から当時の厚生省と日本歯科医師会が推奨している「8020(ハチマルニイマル)運動」は、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活が満足に出来るとされています。2007年に出された厚生労働省の「健康日本21」の中間報告では、目標達成率20%を上回る25%の人が達成しています。
その目標を達成するには、「歯の喪失をいかにして防ぐか」が重要となります。その原因として多いのが、虫歯や歯周病です。歯並びが悪いと、ブラッシングが行き届かないこともあり、そのリスクは高まります。また、上下の歯がうまく噛み合わないと、歯にかかる負担のバランスが悪くなり、歯の寿命を縮めてしまう場合もあります。
大切な歯を失わず、自らの歯でおいしく食事をするためにも、食後の歯磨きやデンタルフロス、歯間ブラシを使ったケアだけでなく、良い噛み合わせも大切になってきます。

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運動部と矯正治療

新入生も学校生活にも慣れ、クラブ活動もやり始めた時期かと思います。サッカーやバスケットボールなど、運動部に入部された方も少なくないでしょう。そういった方々の中には、「矯正中でも運動部に入っても大丈夫なのか?」という心配をお持ちになっているかもしれません。
結論からいうと、基本的には、授業やクラブ活動でのスポーツは、矯正中も普段通り行って頂いて構いません。ただ、相手との接触がある競技や格闘技などは、顔面やお口周りへの衝撃によって口腔内へ傷が出来たり、装置が壊れるなどが起きることもまれにあります。
しかし、怪我などのマイナスな面ばかりではありません。しっかりとした噛み合わせによって、集中力が増すなど、運動能力に影響を与え、競技力が向上するとも言われています。また、不幸にも、歯の破折や脱臼を起こすような外傷を受けた場合では、矯正装置をつけてる子の方が外傷の程度が低いように思います。
装置がついている間は、大変なことも多いですが、きれいな歯並びを目指して治療を頑張ると、それ以降の生活がより良いものになっていきます。

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舌の筋力と歯並びの関係性

舌癖(ぜつへき)とは、無意識に飲み込む時に歯の裏側に舌を押し当てるような動きをしたり、ポカンと口を開けて上下の歯の間に舌が出ていたりする癖をいいます。上唇や頬の筋肉は弱く、外側から歯を押さえる力がありません。 歯を舌で押し続けたりすると、出っ歯になったり、歯と歯の間にすき間が開いたり、上下の歯が噛み合わなくなることなど、歯並びや発音にも悪影響を及ぼすことがわかっています。
そういった場合、装置やトレーニングで、舌を正しい位置に置く習慣をつけていきます。しかし、装置の力だけではなかなか解決しなかったり、装置撤去後の歯並びに影響を与える場合があります。
矯正治療を考えるのであれば、こういった筋機能にも注目しなければなりません。舌や口の周り、頬などの筋力をつけて正しい舌の位置、飲み込み方を習得し、日頃から悪い癖が出ないようにすることが大切です。
必要あれば積極的に舌のトレーニングを行い、改善していきます。

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キシリトールとのいい関係

現在、キシリトールの虫歯予防効果は広く知られるところとなりました。スーパーの菓子コーナーにも“キシリトール”の言葉が多く使われています。しかし、一概にキシリトールといっても含有量はその製品によって異なります。そのため、パッケージをしっかりみていただき、キシリトール100%のものを選ぶようにして下さい。成分に、ショ糖やぶどう糖とかいてあるものは、他の砂糖の含まれたお菓子と同じと考えられ、残念ながら虫歯予防の効果は期待できません。
キシリトールの効果的な使い方は、歯垢を落としやすくするには毎食後の歯磨き前に、歯の質を強くするなら歯磨き後に噛むことです。歯磨き後に噛むことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、白樺などの木から抽出された天然の甘味料のため、酸を作ることはありません。また、キシリトールを噛むことによって唾液の分泌を促進するため、お口の中で酸を中和してくれる効果もあります。
簡単にできる虫歯予防なので上手くおつきあいできればいいですね。

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『食育』と『噛み合わせ』

歯並びが悪くなる原因としては、遺伝、乳歯の虫歯、口呼吸、悪いクセ、食事などがあります。ことに食事に関しては、子供に様々な影響を及ぼす事がわかり『食育』という言葉がさかんに使われるようになりました。歯並びの相談でも「うちの子は硬い物を好まない」と言われる方も多いです。しかし、その原因は単なる‘わがまま’や‘好き嫌い’でないかもしれません。前歯がしっかりかめない、などの問題があると、しっかり食べ物が消化されないためお腹の具合が悪くなったり、限られた食事の時間で食べきれないため、次第に硬いものを避けるようになるケースもあるのです。走るのは体に良いからといって、膝が悪い人が無理に走ったら、膝に大きなダメージをうけるのと同様、噛み切れない噛み合わせなのに、無理に硬い物を食べるのは、胃や奥歯やあごの関節への影響が懸念されます。 
お子さんに偏食が見受けられる時には、まず「しっかり噛めるかみ合わせなのか」をチェックしてから適切なアプローチを考えましょう。

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