プレート撤去

顎変形症の手術でプレート固定を行った場合、手術から1年後、プレートを撤去する手術を行います。
こちらの手術前にもレントゲン撮影などの検査を行いますが、45分程度の出血の少ない手術なので自己血輸血はありません。この頃には矯正治療も終えているのでお口の中には保定装置のみが入っている状態での手術です。
プレート撤去のオペは、日帰りの場合と入院の場合があります。入院の場合は、手術の前日から入院して、全身麻酔での手術を行い3日程度で退院できます。上下の歯を固定しないので刻み食を食べられます。顔は前回の手術と同じくらい腫れますが、血を抜くための首の管はつけません。腫れが引くのも前回同様2、3週間かけてゆっくり引いていきます。入院期間が短いので傷口は縫合したまま退院し、1週間後に抜糸します。
その後は数カ月に1度の検診を2、3回受け、主治医にチェックしてもらい外科矯正終了となります。
長い治療お疲れ様でした。これからはこの歯並び噛み合わせをキープできるように頑張りましょう。


ののやま矯正歯科医院