矯正歯科の選び方

矯正治療を行うにあたって、インターネットで検索をしたり、かかりつけの歯科さんからの紹介、通りがかりや雑誌などで見るなど様々な方法で情報を得ることが出来ます。しかし、いろいろな情報があり、どこがいいのか分からないという方もいらっしゃると思います。そんな時は、一度その歯科に行ってみたり、いくつかの矯正歯科を受診し話を聞いてみるのがいいと思います。
実際に行くことによって、どういった治療方法を行っているのか、医院の雰囲気がどういった感じなのかなどが分かると思います。また、治療は長期間になりますので、よく考えた上で自分の納得ができる場所で行うのが良いでしょう。
場所によっては初診から費用がかかるところもありますが、当院では初回のカウンセリングは1時間お時間を頂き、無料で行っています。具体的な治療方針や治療費は、精密検査後の診断時となりますが、大まかなお話はカウンセリング時にもさせていただいています。
もし、興味がある方は、お電話(0120-17-8790)か、ホームページのお問い合わせフォームからご連絡ください。

ののやま矯正歯科医院

乳歯の虫歯

「乳歯が虫歯になっても、永久歯に生え変わるからそのままでもいい」。そんな風に考えていらっしゃいませんか?
その考え方は危険です。乳歯は永久歯に比べ、エナメル質や象牙質などが歯質が薄く、歯の真ん中にある歯髄という神経が大きいと言われています。そのため、虫歯になると大人に比べて進行が早いです。また、虫歯になってしまった歯は、もろく、崩れてしまいますので、大きさもどんどん小さくなってしまいます。そうなると、永久歯が生えるスペースがなくなり、歯並びがガタガタになってしまいます。進行してしまった虫歯の場合では、顎の骨の中に膿が溜まってしまい、永久歯が生えなくなってしまったり、膿の場所を避けて変な場所に生えることもあります。
そういったことを防ぐためにも、だらだらと食事をせず、決まった時間にご飯を食べたり、食後に歯磨きを行う、仕上げ磨きを行う、糸ようじ(フロス)を用いる、砂糖の摂取を控えるなど、ご家庭でできることから気をつけていきたいですね。そして、治療だけでなく、予防目的で定期的に一般歯科を受診することもお勧めします。

ののやま矯正歯科医院

ホワイトニング

矯正治療を行う方の中には、「ホワイトニング」に興味がある方もいらっしゃるでしょう。しかし、矯正治療中には行えないのが現実です。
歯の色は紅茶やコーヒー、ワイン、カレーなどの色のつきやすい食べ物やタバコなどの嗜好品によって少しずつ着色していきます。また、歯の表面は透明度の高いエナメル質に覆われており、その内側にある象牙質が年齢とともに色が濃くなることにより黄ばんで見えることもあります。
そんな黄ばんだ歯の表面に薬剤を塗ることで白くさせていくホワイトニング。マルチブラケット装置など歯の表側に矯正装置がついてる時はもちろんのこと、矯正治療前にもやることはあまりお勧めできません。矯正装置がついてると、その部分だけ着色しない状態になり、装置がついてる場所とついてない場所では時間が経つにつれ、色の差が大きく出てしまいます。また、歯並びが変わることによって、歯が重なっていた部分もきれいに並び、ホワイトニングができる範囲が広がります。
そういった理由からも、先に矯正治療を行い、歯が安定してからホワイトニングを行う方がいいと言えるでしょう。

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ガミースマイル

笑ったときに歯ぐきが大きく見える状態を「ガミースマイル」といいます。原因は色々とありますが、大きく分類すると、3つに分けられます。
1つ目として、上顎の骨格や歯並びが原因となっている場合です。この原因が大部分を占めています。
日本人を含むアジア人の骨格は、欧米の人の骨格と比べて口もとの骨が出っ張っていることが多く、歯茎もその分長くなる傾向があります。そのため、笑った時に上顎が上がると、簡単に歯茎が見えてしまいます。また、歯が低い位置に生えていると、歯と歯茎の境目の位置も下がるため、歯茎の割合が大きくなります。骨格や歯が原因でガミースマイルになる人は、実際には、原因が1つだけでなく、それぞれの原因を合わせ持っていることが多いと言われています。
2つ目として、上顎の形状や筋肉が原因となっている場合です。上顎の骨の長さは正常にもかかわらず、上唇の縦幅が短く、薄い形状の唇だったり、笑った時の上唇を持ち上げる筋肉(上顎挙上筋)が人より発達していると、笑った時に歯茎が見えやすくなります。
3つ目として、歯茎が原因となっている場合です。歯茎が発達しすぎていたり、歯に歯肉がかぶさっていると歯が正常な位置に生えていたとしても、歯茎が深く覆いかぶさっているため、歯茎が目立つようになります。

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矯正装置の一時撤去

新年あけましておめでとうございます。
矯正治療中、成人式や結婚式などのイベントを迎える方もいらっしゃるでしょう。矯正装置は、口を開けて笑ったりすると装置が目立ってしまったり、記念写真などに残るのが嫌だと考える方もいるかと思います。実際に、「それまでに、または、その期間、矯正装置を外したいのですが…」と相談されることもあります。
その時のお口の状況次第では、装置を外す計画で進めることもできますが、多くの場合は、装置全てを外すことはできません。しかし、マルチブラケット治療中の方などは、ワイヤーを外すことはできますので、成人式や結婚式の前に外しに来ていただき、終わった後、早めに戻しに来ていただいています。虫歯の治療の際にも同様の対応をさせていただいています。ただし、外してる期間は後戻りをしやすい(歯が動きやすい)状態になっていますので、できる限り短期間にしておきたいものです。
もし、一時的に外したいなどのご希望がありましたら、一度ご相談いただければと思います。

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