健康も 楽しい食事も いい歯から

歯と口の健康週間は、厚生省、文部省、日本歯科医師会が1958年から実施している週間で、6/4〜6/10がそれに当たります。以前は、6/4の「虫歯予防デー」と呼んでいた時期もあったので、それで記憶している方もいらっしゃるかと思います。この週間は、歯と口の健康に関する正しい知識や歯科疾患の予防に関する適切な習慣を広めること、そして、その早期発見や早期治療などを広め、歯の寿命を延ばすことを目的とされています。毎年、標語が決められており、今年は、「健康も 楽しい食事も いい歯から」と掲げられています。
学生の方は、学校歯科検診が行われるため、歯科検診の結果のお知らせの紙をもらうので、それをきっかけに受診される方も少なくないでしょう。しかし、大人の方は、歯科検診がないため、自己管理になりがちです。
お口の2大疾患は「虫歯」「歯周病」であり、原因は複雑に絡み合っています。喫煙、ストレス、よく噛まない習慣がある方は、舌や粘膜が汚れやすくなり、口腔内の細菌が増加してしまいます。特に、歯並びの悪いところ、歯肉が痩せて出来た隙間、被せものをしている歯、義歯を支えてる歯などは細菌が繁殖しやすいとされています。また、過去に神経を抜いた歯が虫歯が再発するケースもあり、その際には痛みを伴わないため、気づかずそのままにされている場合もあります。
そのため、年に1回は歯科での定期検診を受診し、歯や歯肉のチェックのほか、セルフケアがきちんと出来ているかチェックしてもらうようにしましょう。

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ののやま矯正歯科医院