口唇ヘルペス

口唇ヘルペスとは、ヘルペスウィルスが皮膚や粘膜に感染して、唇や口の周りに水ぶくれができる感染症です。
口唇ヘルペスが発症した場合は、皮膚科か一般歯科を受診しましょう。歯科医院によってはレーザーを当てたり、軟膏や飲み薬を処方してもらえます。ヘルペスはかさぶたになってから3週間〜1ヶ月で治癒するので、かさぶたを取らないように気をつけましょう。もし矯正装置が当たってしまうなどあれば水ぶくれが治るまで装置の使用をお休みしてもいいかもしれません。矯正の調節の時もどうしても唇を触るので、かさぶたが剥がれてしまう場合があります。痛みが強い方は予約を変更しても構いません。
そして、唾液や水ぶくれの中にいるウィルスによって人から人へどんどん感染していきます。自宅での装置の管理を気をつけましょう。一度ヘルペスウィルスに感染した人の体の中からウィルスが消える事はありません。体の免疫力が落ちた時などに何度も発症します。なるべくしっかり休養をとり、上手に付き合っていきましょう。

ののやま矯正歯科医院

マウスピースが合わなくなる

マウスピース(スプリント)は当院の用途に限れば最低半年、長い方なら数年と長期間使っていきます。
スプリントを使うのを怠ってしまったり、歯の生え代わりによって、スプリントが合わなくなることはよくあります。
実際の歯形と、スプリントの歯形があっていないので、合っていない部分のスプリントを削ります。しかし、幅が変わってしまっていたり、削っても合わない場合は、スプリントの歯形を全て削りプラスチックの材料を流して歯形を作り直します。
それ以外にも、毎回スプリントを少しずつ削っていくので薄くなり欠けたり、穴が開いてしまうことがあります。その時にも同じプラスチックの材料を使いスプリントを分厚くすることができます。
しかし、この作業を繰り返すとスプリントがツギハギのようになってしまいます。そしてこのプラスチックの材料は匂いと刺激が強いので、患者さんにとって辛い作業です。なるべく歯形を作り直さなくていいように、毎日きちんと使い続けましょう。

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舌のトレーニング(初級編)

当院では舌のトレーニングを取り入れていますが、まだ年齢が低かったり、長年の悪い舌癖で舌の筋力がとても弱く、トレーニング自体もうまくこなせない方が大勢います。
初めにつまづいてしまうと「もうできない」と諦めてしまったり、「難しくて面倒くさい」とやる気を失ってしまいます。
しかし、正しい歯並び噛み合わせを手に入れる為には、悪い舌癖が解消されていることが絶対条件です。
今日は誰でもできる補助レッスンをご紹介します。できることから始めてみましょう。
まず、舌を自分でコントロールして動かせるようにならないといけません。
鏡を見ながら、舌の先で歯を一番奥の歯から一本ずつ舐めてみましょう。舌の先をなるべく細くしてピンポイントでゆっくり一本ずつ舐め移動させます。上の歯と下の歯それぞれやってみましょう。
次に、舌を上にあげられない人にオススメのトレーニングです。
舌の先を上の前歯の先まで出して、舌全体を上顎に押し付けて口を開け、ペタペタと音を立てます。徐々に舌を上顎に吸い付ける圧を強くしていきましょう。

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ジュースによる虫歯

「ジュースは多く摂取すると虫歯になりやすい」というイメージは皆さんお持ちだと思います。
それでは、ジュースが原因による虫歯はかなりの広範囲に及ぶことをご存知でしょうか?
ジュースは液体なので歯と歯の間、歯と歯茎の間、隅々まで行きわたり、お口全体のかなりの本数の歯が一気に蝕まれます。
ジュースをよく飲む習慣がある人の歯にプラークが溜まっていたらどうなるでしょう?
プラークの中にいる虫歯菌の餌は、糖です。虫歯菌はジュースに含まれる糖を餌にして酸を出し、歯を溶かしていきます。
酸を出す虫歯菌を歯に定着させないように、歯磨きを徹底することと、一日のうちジュースを飲む回数を減らして大切な歯を守りましょう。
特に、矯正治療中に虫歯が進行してしまうと、装置を外してから治療に行かなければいけなかったり、使っていた装置が使えなくなってしまったりと大変です。
せっかく歯並び噛み合わせを綺麗にしたのに、矯正を終えてみたら虫歯だらけになっていた。とならないように虫歯予防も気をつけましょう。

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アナフィラキシーショック

テレビなどでよく聞く「アナフィラキシーショック」という言葉、具体的にはどのような症状なのでしょうか?そしてアナフィラキシーショックは誰にでも起こり得る事があります。
アナフィラキシーショックとは、薬や食べ物など、その人にとってのアレルゲンに対してアレルギー反応が起こる事を言います。症状としては、じんま疹、吐き気、血圧低下、気管閉塞など様々あり、迅速な対応が必要になります。
矯正歯科では、アンカースクリューなど外科処置の時に局所麻酔を行います。その局所麻酔薬に対してアレルゲンを持っている人はアナフィラキシーショックが起こってしまう可能性があります。当院では、アナフィラキシーショックの進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐ為の補助治療剤を常備しています。万が一、症状がでた場合はスタッフが主治医の指示の元、患者さんの太ももか上腕に補助治療剤を注射し投与します。その後医療機関へ搬送する形になります。当院では、アンカースクリューを行う患者様全員に、事前にアレルギーが起こった事がないかなどのアンケートと同意書をお渡しし、ご記入いただいた上で処置を行います。
ご心配な事がございましたらお気軽にご相談ください。

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