矯正治療と8020運動

入れ歯を使わず、生涯、自分の歯で食事ををしたいと多くの人が考えています。
1989年から当時の厚生省と日本歯科医師会が推奨している「8020(ハチマルニイマル)運動」は、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活が満足に出来るとされています。2007年に出された厚生労働省の「健康日本21」の中間報告では、目標達成率20%を上回る25%の人が達成しています。
その目標を達成するには、「歯の喪失をいかにして防ぐか」が重要となります。その原因として多いのが、虫歯や歯周病です。歯並びが悪いと、ブラッシングが行き届かないこともあり、そのリスクは高まります。また、上下の歯がうまく噛み合わないと、歯にかかる負担のバランスが悪くなり、歯の寿命を縮めてしまう場合もあります。
大切な歯を失わず、自らの歯でおいしく食事をするためにも、食後の歯磨きやデンタルフロス、歯間ブラシを使ったケアだけでなく、良い噛み合わせも大切になってきます。

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ののやま矯正歯科医院