噛むということ

私たちは、日常生活の中で飲食をする時など、噛むという動作をしています。しかし、噛むということは、ただ噛めば良いというのではなく、上下の歯が正しい位置で噛み合うことが大切です。歯はお互いに支え合って噛む力に耐えているため、きちんと噛めていない歯があると、他の歯や顎に負担をかけてしまいます。その結果、顎に痛みが出たり、頭痛や肩こりが起こりやすくなるなど、体への影響は思っている以上に多いです。
子どもの場合、永久歯への生え変わりの時期は、乳歯と永久歯が混在することにより、歯磨きしづらくなります。歯並びが悪いと特に、歯垢がたまりやすくなり虫歯の原因となります。虫歯や噛み合わせが悪いとしっかり食べ物を噛むことが出来ず、食習慣や顎の発達に大きな影響を与えます。
一方で、噛むことは「ひみこの歯がいーぜ」という標語で表されるように、歯の病気を防ぐ・全身の体力向上と全力投球・言葉の発音がはっきりなどさまざまな良い効果が得られるとされています。また、よく噛むことによって、舌や顎の筋肉が発達し、それに伴い顎の骨も発達し、歯並びがよくなります。
良い歯並びや健康のためにもしっかり噛んで食事するよう気をつけていきたいですね。

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ののやま矯正歯科医院