かわいく「見せる矯正」を楽しもう!

矯正治療をためらう理由として「見た目が気になる」という方は多いと思います。矯正治療の装置はなるべく目立ちにくいものが開発されていますが、ついているものを見えなくすることはできません。口元を気にしながら長い治療期間を過ごすよりも、矯正装置を自分の好きな色にして楽しみませんか?今日は矯正の楽しみ方「カラーモジュール」をご紹介します。
モジュールとはブラケットにつける小さな輪ゴムのことでワイヤーとブラケットをとめてくれます。
当院ではキャップ付きのブラケットを使用しているため、必ずしも使用するわけではありませんが、ご希望があれば自由に選んでいただけます。当院では16色のカラーモジュールをご用意しています。
モジュールは調節毎に交換するので毎回組み合わせを自由に変えることができます。
日本臨床矯正歯科では、毎年矯正治療中の方の写真コンテスト「ブレーススマイルコンテスト」を開催しています。
お気に入りのカラーモジュールで素敵な笑顔の写真をコンテストに応募してみませんか?
矯正中の今しか出来ない楽しみ方でいい思い出を作りましょう。


ののやま矯正歯科医院

歯茎下がり

皆さんのお口の中で歯茎が下がってしまっている歯はありませんか?
今日は歯茎が下がる原因と対処法をご紹介します。
<原因>
①ゴシゴシ力を入れて強く磨きすぎ
②歯周病:歯を支えている骨が溶けてしまいそれと一緒に歯茎も下がってしまっている
③無理な噛み合わせ:歯の変な方向に力が掛かりその方向の骨が溶けてしまいそれと一緒に歯茎も下がってしまっている
④矯正による大移動:八重歯など矯正の移動距離が大きいと骨が少なく歯茎が下がりやすくなる
②③④は歯を支えている骨が吸収されることによってそれと一緒に歯茎も下がってしまい、歯の根の部分が出てきてしまっている状態です。
一度吸収されてしまった骨は残念ながら二度と元に戻ることはありません。
①②は正しい歯の磨き方を身につけることで予防することができます。
③④は子供の頃の矯正で正しい位置に歯が生えるようにスペースを作り、変な噛み合わせにならないようにしてあげることや、骨が吸収される前に対処してあげることが可能です。
大切な歯を支える骨を失わないためにも予防、早めの対処をしてあげましょう。


ののやま矯正歯科医院

本来の力を発揮するために「噛む」ことは必要不可欠!

皆さんはテレビでプロ野球選手が口にマウスピースをくわえて打席に立っているのを見たことありませんか?野球選手はバッティングする時、よりボールに力を伝わりやすくするためにグッと歯を噛み締めて踏ん張ります。マウスピースはその時に噛み合わせと整え、なおかつ歯が割れないよう防ぐためのものです。そのぐらい噛むことと身体を動かすことは関係があります。
これはアスリートの世界だけでなく私たちの日常の生活の中でも同じことが言えます。
重い物を持ち上げる時や、立ち上がる時、もちろん運動する時も私たちは無意識に歯を噛み締めています。
しかし、それが正しい噛み合わせでなく、奥歯だけで噛んでいたり、前歯が先と先でしか噛んでいない不安定な状態だったら、本来の力を出しきれなくなります。
そして高齢になり多くの歯を失ってしまうと、体の筋力が衰えているため、歯を噛み締めて踏ん張れなくなり、車椅子、寝たきりの生活へと繋がってしまいます。ずっと不正咬合で、特定の歯だけに負荷がかかり続けていると、その歯は高齢になってから脱落してしまう可能性が高くなってしまいます。
いつでも、いつまでも、その人本来の力を発揮し続けられるように「噛み合わせ」にも目を向けてみてください。

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8月8日は歯並びの日

本日8月8日は「歯並びの日」です。この機会にご自身、ご家族の歯並びについて考えてみましょう。
まずお口を開けて歯並びを見てみましょう。
〈歯並びが悪い状態〉
①叢生(乱ぐい歯):歯がガタガタにに並んでいる状態
②空隙歯列(隙っ歯):隣の歯と歯の間に隙間がある状態
今度は上下の歯を噛み合わせてみましょう。
<噛み合わせが悪い状態>
①上顎前突(出っ歯):上の前歯や上顎が前に出ているか下顎が後ろに下がっている状態
②反対咬合(受け口):下の歯の方が上の歯よりも前に出ている状態
③開咬:上の歯と下の歯が噛めてない状態
④切端咬合:前歯の先と先で噛んでいる状態。上の歯が下の歯の三分の一覆っているのが正しい状態
⑤過蓋咬合:上の前歯が下の前歯を三分の二以上覆っている状態
皆さんどうでしたか?歯並び、噛み合わせが悪いと虫歯、歯周病、顎関節症など体の不調、病気へと繋がります。いつまでも健康で快適に過ごす為に、私たちは全力でお手伝いさせていただきますので何か気になることがあればお気軽にご連絡ください。

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知っておきたい矯正の後戻り

矯正治療は歯が綺麗に並んだらその時点で終わりではありません。綺麗に並んでいた歯が元にあった位置に戻ろうとすることを「後戻り」といい、この後戻りは程度は様々ですが全ての人に起きる自然な現象です。

<後戻りを防止する装置>
・ポジショナー:矯正装置を外した後、少し後戻りしてもポジショナーを噛みしめることで良い状態に動かすことができます。
・リテーナー:移動した後の歯をその位置に軽くキープするための装置。新しい歯の位置でしっかり噛むことができるようにするために使われます。
<後戻りの原因>
・リテーナーの使用不足
・矯正装置を外すタイミングが早すぎた
・矯正歯科治療中に舌癖が治らず治療後もまた舌で歯を押してしまうこと

後戻り防止の装置は取り外しのできるものなので患者さん本人の協力が必要となります。治療が終わり、ついに手に入れた綺麗な歯並びは今までの努力の成果です。この先もその美しさをキープ出来るように装置の使用と舌癖の改善(MFT)を頑張っていきましょう。

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