「トピックス」カテゴリーアーカイブ

ガミースマイル

笑ったときに歯ぐきが大きく見える状態を「ガミースマイル」といいます。原因は色々とありますが、大きく分類すると、3つに分けられます。
1つ目として、上顎の骨格や歯並びが原因となっている場合です。この原因が大部分を占めています。
日本人を含むアジア人の骨格は、欧米の人の骨格と比べて口もとの骨が出っ張っていることが多く、歯茎もその分長くなる傾向があります。そのため、笑った時に上顎が上がると、簡単に歯茎が見えてしまいます。また、歯が低い位置に生えていると、歯と歯茎の境目の位置も下がるため、歯茎の割合が大きくなります。骨格や歯が原因でガミースマイルになる人は、実際には、原因が1つだけでなく、それぞれの原因を合わせ持っていることが多いと言われています。
2つ目として、上顎の形状や筋肉が原因となっている場合です。上顎の骨の長さは正常にもかかわらず、上唇の縦幅が短く、薄い形状の唇だったり、笑った時の上唇を持ち上げる筋肉(上顎挙上筋)が人より発達していると、笑った時に歯茎が見えやすくなります。
3つ目として、歯茎が原因となっている場合です。歯茎が発達しすぎていたり、歯に歯肉がかぶさっていると歯が正常な位置に生えていたとしても、歯茎が深く覆いかぶさっているため、歯茎が目立つようになります。

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ののやま矯正歯科医院

矯正装置の一時撤去

新年あけましておめでとうございます。
矯正治療中、成人式や結婚式などのイベントを迎える方もいらっしゃるでしょう。矯正装置は、口を開けて笑ったりすると装置が目立ってしまったり、記念写真などに残るのが嫌だと考える方もいるかと思います。実際に、「それまでに、または、その期間、矯正装置を外したいのですが…」と相談されることもあります。
その時のお口の状況次第では、装置を外す計画で進めることもできますが、多くの場合は、装置全てを外すことはできません。しかし、マルチブラケット治療中の方などは、ワイヤーを外すことはできますので、成人式や結婚式の前に外しに来ていただき、終わった後、早めに戻しに来ていただいています。虫歯の治療の際にも同様の対応をさせていただいています。ただし、外してる期間は後戻りをしやすい(歯が動きやすい)状態になっていますので、できる限り短期間にしておきたいものです。
もし、一時的に外したいなどのご希望がありましたら、一度ご相談いただければと思います。

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矯正歯科と審美歯科

歯並びを治す際、矯正歯科と審美歯科があり、違いが分からない方もいらっしゃると思います。
矯正歯科とは、歯に矯正装置をつけて、お子さんの場合には、顎の成長や歯の生え変わりなどを利用し、ゆっくり時間をかけて歯を動かすことで綺麗な歯並びにしていくものです。また、矯正治療が終わった後もリテーナーと呼ばれる保定装置を使っていただき、後戻りを防止するため、長期間の治療となります。
一方、審美歯科とは、歯を削って人工物を歯にかぶせるなどして、短期間で見た目をよくするものです。早めに治したいという方には期間的には適していますが、削った歯は戻ってこないこと、歯並びの状態によっては、治療ができない場合があること、かぶせた人工物は取り替えが必要になる場合があるなど、治療前に理解しておくことが必要です。
また、矯正治療、審美治療ともに基本的には保険は適応されないため、自費での治療となります。ただし、矯正治療の場合、口蓋裂や口唇裂などの厚生労働大臣が定める50の先天異常の疾患のいずれかに当てはまる方や、外科手術を併用した治療では保険が適応されます。
どちらで治療されるかは、双方の違いを理解したうえで選ぶと良いでしょう。

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装置の管理

学生の皆さんは、そろそろ冬休みにも入る時期かと思います。この年末年始を利用し、帰省される方もいらっしゃるでしょう。
その間、可撤式の装置を使っている方は特に装置の管理には気をつけるようにしてください。紛失をされますと、装置によってはお口の型取りをし、作り直しをさせていただく場合もあります。装置を使った後は、水かぬるま湯の流水できれいに洗ったり、歯ブラシで優しく磨くなどし、しっかり水気を拭き取ってからケースに入れて保管するようお願いします。また、2、3日の短期間の外出の際には、紛失防止のため、装置をご自宅で保管しておいていただいても構いません。ただし、長期間使用しないと装置がはまりづらくなってしまいますので、帰られたら装置がきちんと使えるか確認してください。もし、はまりづらいなど何か不具合がありましたらご連絡いただければと思います。
また、当院は、12月28日〜1月4日までお休みとなっており、その間は急患対応が難しくなります。装置が痛いなど、心配なことがありましたら一度ご連絡の上、早めの受診をお願いします。

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矯正治療中の楽器演奏

矯正治療を行う際、楽器演奏(主に管楽器)が出来るかどうか気になる方も多いかと思います。一概に管楽器といっても、音の出し方によって影響は様々です。
フルートなどの木管楽器やマウスピースの大きい金管楽器は比較的支障が少ないですが、トランペットやホルンのようなマウスピースの小さい金管楽器は、唇を楽器に押し当てて演奏するため、粘膜が傷つきやすかったり、高音が出しにくいなど支障が出やすいでしょう。また、シングルリードのクラリネットやサキソフォンは装置に慣れるまで思うような音が出しづらかったり、指しゃぶりと同じような力を加えるため、出っ歯や開咬になりやすく、治療中の歯の動きを妨げるとされています。
矯正治療中も時間が経過し装置に慣れれば練習とともに音が出せるようになってきます。しかし、慣れるまでの期間は個人差があります。そのため、大切なコンクールや演奏会の前には新しい装置をつけたり、外したり、お口の中の大きな変化を避けるように治療を行うこともできますのでご相談ください。

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親知らず

親知らずとは、前から数えて8番目の歯であり、第三大臼歯が正式名称で、智歯とも呼ばれています。生まれつき存在しない人もいますが、永久歯の中で一番最後に生える歯です。10代後半から20代前半に生えることが多く、親に知られることなく生えてくる歯であることが親知らずの名前の由来だと言われています。
親知らずは、萌出するスペースが少なく、上顎では遠心や頬側へ時に近心へ、下顎では近心や舌側に向いて生えてくることが多いです。そのため、下顎では水平埋伏・半埋伏の状態になりがちで、いずれも虫歯、歯周病を起こしやすいです。また、斜めに生えてくる場合は、前の歯を斜め前方に押してしまい、歯並びの乱れや噛み合わせのズレが起こりやすくなります。特に前歯の噛み合わせが急に開いてくる場合もあるので注意が必要です。元々、抜歯には痛みを伴うことが多く、他の大きな病気や出産といった大変な時に抜くことは出来ないため、将来痛くなることが分かっていれば、事前に抜いておいたほうが良いでしょう。
矯正治療では、奥歯を後ろに動かす必要がある場合や、外科矯正で手術を行う予定の方には、まだ生えていない骨の歯を抜いてもらうこともあります。また、特別な場合には、親知らずは抜かず、代わりに第一大臼歯や第二大臼歯を抜いていただく場合もあります。どの歯を抜歯するかは、治療時にお伝えさせていだだきます。

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埋伏歯

何らかの原因で萌出できず、歯茎の中に埋もれている歯のことを埋伏歯といいます。上顎前歯、上顎犬歯、親知らずに見られることが多いとされています。埋まっている歯は、目視で確認できないため、レントゲンを撮って確認します。埋伏歯にも種類があり、骨の中に完全に埋まっているものを「完全埋伏歯」、歯の一部が見えているものを「不完全埋伏歯」または「半埋伏歯」と言います。また、親知らずが真横を向いて埋まっているものは「水平埋伏歯」と呼ばれます。
原因としては、顎が小さい、または、歯が大きすぎるため、永久歯の生えるスペースがない、歯胚の位置がずれている、歯と骨が癒着している、過剰歯が邪魔をしているなど、様々な理由が挙げられます。原因を取り除けば自然に萌出する場合と、引っ張り出さないと萌出しない場合があります。自然萌出が難しい場合には、配列できるスペースを確保し、開窓・牽引という矯正治療を行うことを検討していいでしょう。
また、埋伏している永久歯が大きな問題を抱えている場合には、利用せず、抜歯する場合もあります。その際には、人工的な歯を入れるか、矯正で全ての隙間を閉じるなどの治療計画が必要になります。

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知覚過敏と矯正治療

知覚過敏とは、冷たいものがしみる、冷たい風が当たるだけで痛いなどといった症状のことです。実は、矯正治療中には知覚過敏になりやすいと言われています。装着型の矯正装置がつくと特に歯磨きがしにくくなり、虫歯や歯周病になる場合もあります。その予防のためにも丁寧にブラッシングをすることが大切ですが、激しく歯ブラシを当ててしまうと歯が削れてしまい、象牙質がむき出しになり刺激が伝わりやすくなります。正しいケアとしては、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやワンタフト歯ブラシ、デンタルフロスなどを使って奥や装置の間を優しく磨くことがお勧めです。
ほとんどの場合には、2〜3日のうちに治まりますので心配はいりません。しかし、虫歯が原因の場合や、回復しないほど歯髄にダメージがある場合、我慢できない痛みが昼夜を問わず現れる場合は、歯髄を除去する治療を行う方が良い場合もあります。軽度であれば、フッ素イオン導入や治療薬の塗布を行います。
もし、歯がしみるなどの症状がありましたら、診察時にお知らせください。

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歯根吸収

歯根吸収とは、歯根が何らかの原因により溶けてしまう現象のことであり、永久歯に生え変わる時に乳歯が溶ける生理的吸収、外傷に伴う外部吸収(しばしば根の癒着)、歯髄の問題で起こる内部吸収、矯正治療が影響するものがあります。その中でも今回は、矯正の影響についてお話させていただきます。
歯科矯正とは、矯正装置により持続的な力を加え、歯を移動する治療を行います。原因は完全には解明されていませんが、無理な力をかけたり、繰り返し揺らす(ジグリングフォース)のような動きを行うことで歯根吸収が起こりやすいと言われています。その他にも、元々歯根吸収が起こりやすい体質、歯根形態、咬合様式(開咬)などもあるとされています。
矯正による歯根吸収は特徴的で、本来は尖っている根っこの先が丸くなってなってしまうことが多いです。軽度で終息している場合には生活に支障はありませんが、高度に進行した場合には、歯の動揺や脱落、虫歯や歯周病になった時にリスクが高まります。そのため、そういった症状が見られた際には、まず3ヶ月程度動的処置を停止し、不必要に出現した破歯細胞が消えるのを待ち、その後、動かし方を半分程度に下げ、少しずつ治療を再開していきます。歯科矯正をする場合、個人差はありますが歯根の吸収というリスクは避けられないと言われており、起こった時に適切な対処をすることで、大きな問題にならないように気をつけます。

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いい歯の日

本日、11月8日は「いい歯の日」です。日本歯科医師会が1993年(平成5年)に、「い(1)い(1)歯(8)」の語呂合わせで設定したもので、歯科保健啓発の強化を目的としています。
各地では、歯科保健の推進に関する条例により11月8日を含む週間や月間などを定めており、独自に講演会や無料歯科検診、川柳コンクールなど、様々な趣向を凝らした啓発イベントなどを行っています。
また、日本歯科医師会では、「笑顔の大切さ」を伝えるための「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」を開催しており、応募していただいた“とびきりの笑顔”写真の中からいくつかの作品を選考し、表彰しています。その他、新聞への啓発広告掲載や歯科診療所掲示用啓発ポスターの作成、シンポジウムの開催、テレビCMの放映などを行っています。
歯とお口の中の健康が全身の健康にも大きく関係していると言われています。この機会に、一度、ご自身の口腔内の状態を見直してみてはいかがでしょうか。また、歯や口のことを相談できる「かかりつけ歯科医」を持ち、定期的に歯科検診を受けることをおすすめします。

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