ガミースマイル

笑ったときに歯ぐきが大きく見える状態を「ガミースマイル」といいます。原因は色々とありますが、大きく分類すると、3つに分けられます。
1つ目として、上顎の骨格や歯並びが原因となっている場合です。この原因が大部分を占めています。
日本人を含むアジア人の骨格は、欧米の人の骨格と比べて口もとの骨が出っ張っていることが多く、歯茎もその分長くなる傾向があります。そのため、笑った時に上顎が上がると、簡単に歯茎が見えてしまいます。また、歯が低い位置に生えていると、歯と歯茎の境目の位置も下がるため、歯茎の割合が大きくなります。骨格や歯が原因でガミースマイルになる人は、実際には、原因が1つだけでなく、それぞれの原因を合わせ持っていることが多いと言われています。
2つ目として、上顎の形状や筋肉が原因となっている場合です。上顎の骨の長さは正常にもかかわらず、上唇の縦幅が短く、薄い形状の唇だったり、笑った時の上唇を持ち上げる筋肉(上顎挙上筋)が人より発達していると、笑った時に歯茎が見えやすくなります。
3つ目として、歯茎が原因となっている場合です。歯茎が発達しすぎていたり、歯に歯肉がかぶさっていると歯が正常な位置に生えていたとしても、歯茎が深く覆いかぶさっているため、歯茎が目立つようになります。

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ののやま矯正歯科医院