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子どもの矯正はいつから?

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
進学や進級の時期に合わせて、矯正を考えていらっしゃる方も多いかと思います。
厚生労働省の平成23年の歯科疾患実態調査によりますと、12才以上20歳未満の子どもで歯並びの悪い「叢生(そうせい)」の比率が44%となっており、子どもの矯正への関心が高まってきています。
そのため、相談に来られる方も増えてきています。しかし、幼い子どもの場合、口腔内写真や装置をつけることを嫌がったり、成長に合わせての治療ということもあり、成長の見通しが立ちにくく、治療期間が長くかかる場合もあります。
骨格に問題があったり、噛み合わせが悪い場合は、なるべく早めに治療を始めた方がいい場合もあります。永久歯の問題が見え始める7〜8歳前後に一度診察を受けると良いという意見もあります。
矯正は、外科矯正や先天性疾患の場合などを除き、基本的には、保険は適応されません。顎や歯の成長段階に応じて治療が受けれるよう、歯科医師や矯正歯科医との相談が重要と考えられています。

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ののやま矯正歯科医院

歯周病

虫歯と並ぶ歯科の2大疾患として挙げられる歯周病。それは、歯と歯茎の間に歯垢や歯石が溜まり、細菌感染によって歯の周りに炎症が起こるとされており、成人の多くが患っている炎症性の病気です。ひとことに歯周病といっても、初期段階の歯茎が腫れる程度の「歯肉炎」と、更に進行すると歯を支えてる骨が破壊され、最終的に抜けてしまう「歯周炎」があります。しかし、影響は口腔内だけでなく、全身の疾患とも関係しています。例えば、誤嚥性肺炎や心臓病、脂肪肝炎、糖尿病、骨粗しょう症、早産・低体重児出産など。
主な予防・治療法としては、食後の歯磨き(特に就寝前には必ず)、禁煙、歯間ブラシなどを使った歯磨きといったご自宅でのケア。歯石の除去、麻酔をかけて普段見えない深い場所や歯の間の歯石を取るなど、歯科医院で行う方法があります。
矯正治療に年齢の制限はありませんが、そのためには歯茎や歯を支えている歯が健康でなければ治療は出来ません。その際には、歯周病治療を優先して行い、安定性が確認されてから矯正治療となりますので、治療に時間をかける必要があるでしょう。矯正の有無に関わらず、健康な歯を維持することは大切だと言えます。

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ののやま矯正歯科医院

装置のお掃除方法

矯正治療では、固定式装置や取り外し可能な装置など、様々な装置を使います。今回は、取り外しタイプの装置のお掃除方法についてご説明します。
まずは日々のケア。お口から取り出した後は必ず流水できれいに洗ってください。軽く中性洗剤等を使ってもいいです。金具がついているときは歯ブラシで細部をこすればきれいになりますが、強くこすったり、歯磨剤を使って磨くのは避けてください。歯磨剤には研磨剤が多く含まれていて装置が削れたり細かい傷がつく原因になってしまいます。また、洗った後はしっかりと水気を拭き取っていただき、ケースにしまって保管するようにしてください。
次に数日に一度のケア。装置はプラスチック部分がどうしても唾液等を若干含みます。そのため日々のケアだけでは、汚れや臭いをとりきれないことがあります。マウスピース等は洗浄剤などで浸け置き洗浄することをお勧めします。
装置はとにかく使っていただかないともちろんですが効果はありません。忙しい日常とはお察ししますが、ご家族のご協力のもと毎日の欠かさぬ使用をよろしくお願いします。

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6歳臼歯の様々なトラブル(その2)

前回もお話させていただいた、6歳臼歯のトラブルですが、その他にも以下のようなトラブルが起こることもあります。
1つ目として、6歳臼歯が生えてこないこともあります。その原因はいくつかあり、手前の乳歯に引っかかって生えてこれない、6歳臼歯が埋まって出てこない、6歳臼歯がないなどです。引っかかって出てこない場合や埋まったままの場合は、生えてくる6歳臼歯を矯正で起こす作業をしたり、スペースを確保し自然に生えてくることを待ちます。しかし、先天性欠如といわれる6歳臼歯が元々ない場合には、いつまでたっても生えてきません。噛み合わせが悪くなければ、そのままでも構いませんが、ズレが出るようならば、矯正治療で治していきます。
2つ目として、6歳臼歯の噛み合わせの問題が挙げられます。前後に多少ずれている場合には、乳歯の生え変わりで治ることもありますが、問題がある場合には、早めに対処することが望ましいです。この6歳臼歯が生えてくる時に、どのタイプの不正咬合でも、はっきりと現れてくることが多いです。この時期は特に注意して、定期的にかかりつけの歯科でチェックすることをお勧めします。

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6歳臼歯の様々なトラブル(その1)

永久歯の中で、最初に生えてくる奥歯を、第一大臼歯(6歳臼歯)と言います。この歯は、噛み砕く力も強く、歯並びで重要な歯となっていますが、トラブルの起きやすい歯でもあります。
1つ目として、乳歯と生え変わるのではなく、一番奥の歯茎を突き破って生えてきます。その際、口腔内が清潔に保たれていないと歯茎が腫れ、痛みが出てきたり、完全に萌出するまでの間に虫歯になってしまうこともあります。なので、乳歯の頃から歯磨きはもちろんのこと、フッ素やデンタルフロスを使って虫歯のできにくい環境をととのえておきましょう。
2つ目として、すでに噛み合う歯が萌出している場合には、6歳臼歯が生えてくる際、反対側の歯に歯茎に食い込み痛みが出る事があります。その際にも、口内を清潔に保ち、様子をみます。それでも、腫れや痛みが強い場合は、抗生物質の軟膏を塗ったり、切開する場合もあります。
3つ目として、6歳臼歯の変色があります。これは、前回お話した「エナメル質形成不全」といわれるもので、原因は分かっていませんが、歯が欠けやすかったり、虫歯になりやすい歯なので、注意しておく必要があります。
その他にも、トラブルが多く見られる6歳臼歯。続きは、また次回お伝え致します。

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エナメル質形成不全

永久歯のうちのいくつかの歯は、母親のお腹の中にいる時にでき始めます。歯の表面を覆っているエナメル質もそこで作られています。そのエナメル質が何らかの先天的な理由で上手く作られなかった歯のことを、エナメル質形成不全と言います。特徴としては、歯の表面が、黄色や茶色っぽい色をしていたり、でこぼこしている、穴があいている、かけているなどがあります。
永久歯では全体の10%程度、乳歯ではそれ以下でみられ、他の歯に比べ、歯の質が弱かったり、柔らかかったりすることにより虫歯になりやすくなってしまいます。そのため、定期的に歯科医院で高濃度のフッ素塗布をしてもらい歯の質を強化したり、必要に応じて、コーティング剤やプラスチックで補強・補修をし、治療をしていきます。また、おうちでも、子どもの場合には、1日1回は仕上げ磨きをしたり、鏡を見せながら歯磨きの仕方を教えたり、低濃度のフッ素ジェルやフッ素洗口液を使ったホームケアをしていくことが大切となります。
乳歯なら生え変わりますが、永久歯は一生つきあっていくもの。そのため、適切な対処を行っていくことが、大切な歯を守ることに繋がっていきます。

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転居先での矯正について

そろそろ卒業シーズンにもなり、進学や就職、転勤などで他県に行くことになった人もいらっしゃるかと思われます。患者さんによっては、そのまま当院に通い続けてくださる方もいますが、何かトラブルがあった時になかなか対応できない、予定が合わず通うのが難しい、交通費の問題など、不都合な事が多くなり転居先での治療を希望される方も少なくありません。
そういった方々のために、約400余名の矯正歯科治療経験豊富な専門医が所属している「日本臨床矯正歯科医会」では、転医のためのシステムがあります。そのため、全国各地のどこへお引っ越しになっても、その地域の矯正歯科で治療を継続して頂けます。当院では、転医先に今までの治療経過の資料や模型などを送らせて頂いていますので、スムーズな引き継ぎが可能です。
もし、当院に通院するのが困難になりそうな時は、転居先の医院紹介の有無や、治療法、治療費のことなどをお話しさせていただきますので、早めにスタッフまでご相談下さい。

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ののやま矯正歯科医院

食いしばり、歯ぎしり 相談はどこへ?

 食いしばり、歯ぎしり、原因は生活環境やストレスなど様々ですが、主に不正咬合が関係しているといわれています。正常咬合の人は奥歯での歯ぎしりができない仕組みになっています。乳歯列期の歯ぎしりは大きな問題にはなりにくいといわれています。しかし大人になってから長年食いしばりなどを続けていると歯、歯槽骨、顎関節などへダメージを与えることは確かです。歯が痛い、虫歯かな?と思ったら意外にも食いしばりが原因だった、なんてこともあります。
 治療は夜間の食いしばりや歯ぎしりを防止するマウスガードもあります。自分の歯を守るためには良い方法ですが、根本的な解決にはならないかもしれません。「噛みしめている」という無意識のクセを自分で意識することで日々の食いしばりをなくしていく方法もあります。歯ぎしり防止のマウスガードで一時の炎症を和らげていくか、将来的に歯をもたせるために矯正治療で不正咬合にアプローチするか、メリット・デメリット、その方に合った解決方法を相談時にお話しております。
 日頃の習慣で大切な歯が欠けたり割れたりする事がないように、お口の中の悪い環境はできるだけ排除していくことが望ましいですね。

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歯列矯正で得する9つのこと

矯正治療は「見た目」「痛い」などのネガティブな面がまず思い浮かべられるかもしれませんが、一生の宝物となる自分の歯、矯正治療で得られることはたくさんあります。
1. 笑顔に自信が持てる。歯並びが良くなると笑顔に自信が持て気分も明るくなります。
2. 顔の印象が変わる。美しいとされる横顔の基準“Eライン”に近づき、バランス良く咬めることで顔の筋肉も左右差なく整い自然とすっきりとした印象に変化することも。
3. 虫歯や歯周病予防につながる。唇が閉じにくい歯並びは、口が乾燥しやすく虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすい環境です。矯正で歯が引っ込めば解消されます。食べカスも溜まりにくく歯ブラシも当てやすくなります。
4. 歯の寿命が延びる。不正咬合は歯にかかる負担が一部の歯だけに集中しやすく、歯が割れてしまったり、歯ぎしりの原因に。バランスよく咬めれば歯は長持ちします。ひいては認知症予防にも!
5. 顎関節症や全身疾患の緩和。顎関節症や肩こり、偏頭痛、姿勢の悪さなど一見歯並びとは関係なさそうな問題も噛み合わせが関係していることも。
6. 消化が良くなる。よく咀嚼できればだ液もよく出て胃腸の働きも良くなります。
7. 身体能力の向上。奥歯で噛み締めることで全身の力を最大限に瞬時に発揮できます。
8. ファッションの一つに。誰にも負けない口元のおしゃれができるかも?
9. ダイエット効果の期待。個人差がありますが矯正による歯の痛みは数日間。その間は食欲が押さえられ思わぬダイエット効果も期待できるかも??
 矯正治療によってその後の人生が一層明るくなることを願っています。

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ののやま矯正歯科医院

八重歯の問題

 動物の歯にはそれ役割に合った形をしています。学校でも勉強したことがあるのではないでしょうか。前歯は食べ物を噛み切るため、奥歯は石臼(いしうす)のように食べ物を噛み砕くため、では前中心から3番目に生える犬歯は?犬歯にもちゃんとした役割があるのはご存知ですか?
 見た目にはわかりませんが、レントゲンを撮ると歯の根が他の歯よりも長く強度があります。もしも他の歯が何らかの原因で抜けてしまったとしても犬歯は最後まで残りやすいのも強い歯根のおかげですね。犬歯は咬み合わせの位置を保ち、あごの動きを正常に行う大切な役割を担っています。下顎の側方運動をした時(歯ぎしりもその一つ)に歯にかかる負担を分散できるのは犬歯だけ。これがもし、八重歯などの不正咬合で他の歯並びに犬歯が参加できていないとなると、他の歯や歯を支える歯周環境、更に顎関節へも次第に影響が出てくるでしょう。
 全体がきちんと咬める環境にあれば歯の寿命も延びます。矯正治療でお口の環境を整えて自分の歯を大切にしませんか?

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