子どもの矯正はいつから?

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
進学や進級の時期に合わせて、矯正を考えていらっしゃる方も多いかと思います。
厚生労働省の平成23年の歯科疾患実態調査によりますと、12才以上20歳未満の子どもで歯並びの悪い「叢生(そうせい)」の比率が44%となっており、子どもの矯正への関心が高まってきています。
そのため、相談に来られる方も増えてきています。しかし、幼い子どもの場合、口腔内写真や装置をつけることを嫌がったり、成長に合わせての治療ということもあり、成長の見通しが立ちにくく、治療期間が長くかかる場合もあります。
骨格に問題があったり、噛み合わせが悪い場合は、なるべく早めに治療を始めた方がいい場合もあります。永久歯の問題が見え始める7〜8歳前後に一度診察を受けると良いという意見もあります。
矯正は、外科矯正や先天性疾患の場合などを除き、基本的には、保険は適応されません。顎や歯の成長段階に応じて治療が受けれるよう、歯科医師や矯正歯科医との相談が重要と考えられています。

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ののやま矯正歯科医院