40代以降でも矯正はできる?

矯正といえばどのようなイメージがありますか?「学生、特に子供の治療」という印象を持っている方も多いのでは。実際に矯正相談にお越しの方からも「年齢的に遅すぎないでしょうか?」といった言葉を時々お聞きします。

 大人になってからでも矯正治療はできます。ただし、10代の頃と同じ条件で治療ができるとは限りません。一般的には矯正治療による「痛み」が幼少期と比べて大きくなると言われていますし、年齢が上がるほど歯の動きも遅くなっていくため治療期間が若干長くなるということもあるでしょう。また、若い頃には無かったお口の中の問題を既にかかえていることもありますので、治療ゴールを歯科医と患者同士でよく話合う必要がありますね。

 歯を抜けたままにしておくと、かみ合わせが変って歯が出て来たりすることもあります。他にも歯周病が悪化すると歯がグラついて抜け落ちたり歯列が乱れたり原因にもなります。このようにお口の問題は単独で起こる事より、影響し合ってトラブルを大きくしてしまうことが多くあります。こうした複雑な問題に、「ムシ歯」「歯周病」「歯並び」をそれぞれ専門にする複数の歯科医師が協力して解決する「包括的歯科治療」といった動きも広がっています。健康なお口を持続させるためには、早めの予防治療が大切ですね。

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