永久歯の中で、最初に生えてくる奥歯を、第一大臼歯(6歳臼歯)と言います。この歯は、噛み砕く力も強く、歯並びで重要な歯となっていますが、トラブルの起きやすい歯でもあります。
1つ目として、乳歯と生え変わるのではなく、一番奥の歯茎を突き破って生えてきます。その際、口腔内が清潔に保たれていないと歯茎が腫れ、痛みが出てきたり、完全に萌出するまでの間に虫歯になってしまうこともあります。なので、乳歯の頃から歯磨きはもちろんのこと、フッ素やデンタルフロスを使って虫歯のできにくい環境をととのえておきましょう。
2つ目として、すでに噛み合う歯が萌出している場合には、6歳臼歯が生えてくる際、反対側の歯に歯茎に食い込み痛みが出る事があります。その際にも、口内を清潔に保ち、様子をみます。それでも、腫れや痛みが強い場合は、抗生物質の軟膏を塗ったり、切開する場合もあります。
3つ目として、6歳臼歯の変色があります。これは、前回お話した「エナメル質形成不全」といわれるもので、原因は分かっていませんが、歯が欠けやすかったり、虫歯になりやすい歯なので、注意しておく必要があります。
その他にも、トラブルが多く見られる6歳臼歯。続きは、また次回お伝え致します。
