正しい咬み合わせ

8月8日は、歯並びの日とされています。そこで、正しい咬み合わせについてお話したいと思います。
正しい歯並びとは、以下の条件を満たしてる状態のことを言います。
1つ目として、上下それぞれの前歯の中心線がほぼ一直線になっており、なおかつその中心線が顔の真ん中の線上にきていることです。これが一致しない場合、顎や歯の咬み合わせがどちらかにずれていると考えられます。
2つ目として、「一歯対二歯の咬み合わせ」といわれる、犬歯から奥の歯が上顎の歯1本に対して、下顎の歯2本で噛み合っている状態であることです。その際に、上下左右の奥歯が隙間なく咬み合ってることも必要です。
3つ目として、「Eライン(エステティックライン)」とよばれる鼻先と下あごの先を結んだ線より上唇が内側に、下唇がほぼライン上にあるのが綺麗な横顔の基本とされており、それが整っていることも大切とされています。
4つ目として、突出の度合いを表す「オーバージェット」、咬み合わせをの深さを示す「オーバーバイト」が適切であることです。自然に咬み合わせた時、上の前歯が下の前歯に水平、垂直方向にそれぞれ2〜4mmほど被さっているのが良いとされています。
今一度、ご自身の口の中を見直して頂き、咬み合わせで心配なことがありましたら、専門機関で相談してみましょう。

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ののやま矯正歯科医院