院長ブログ 学会に参加いたしました

院長の野々山大介です。11月の18〜20日は学会のため福岡に行ってまいりました。日本で矯正治療をしている矯正歯科医の多くが集まる、1年に一度の大会です。昨年、今年と二年間は、北海道の古谷先生との共同研究の発表をしてまいりました。研究内容につきましては、コーンビームCTとMRIで顎関節の変化をリサーチしたものです。私達のスタディークラブでは、ルーティンで行っている検査なのですが、多くの矯正歯科の先生方にとっては、MRIはおろか、顎関節のCT画像など、ほとんど見たことが無い と言うより、ほとんど興味が無い分野です。近年となって、ようやく歯科用CTとして多くの矯正歯科で使われるようになってきましたので、見ずに済ませていた矯正歯科医であったとしても、否が応でも見る羽目となり、顎関節の読影をせざるを得なくなると予想されます。その時には、もっと機能的な咬合のために必要な要素として、顎関節が注目されるのではないでしょうか。そして、私達が用いているフォーマットやクライテリアが役立つならば幸いです。
学術的な事はさておき、今年は当院のスタッフも色々と勉強をさせてもらうために学会に参加いたしました。患者さんへの対応などの向上にも役立つ内容だったようです。少しでも皆さんに気持ち良くご来院いただけますよう、診療所一丸となり頑張ってまいります。

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ののやま矯正歯科医院