アレキサンダー先生講演会

院長の野々山大介です。先日は、アレキサンダー研究会 の講演会に行って参りました。現代の歯科矯正治療の礎を築いてきた第一人者でもあるAlexanderですが、ご高齢であることを感じさせないトークでした。今回の講演会テーマは“Difficult and Unusual”でした。多くのケースがUnusualである とも言えるのですが、埋伏歯 impacted tooth、先天性欠如歯 congenital missing、非対称 dental asymmetry など、専門医であっても、対応に苦慮する症例についてでした。とても綺麗に治療をされていて、長期間安定しているものであったり、問題が残っている場合には、この失敗をしない為のアドバイスがあったり と得られるものも多かったです。矯正治療には色々な流派が在りますので、どの部分を重要視しているかかなり異なるため、不正咬合に対する分析方法から治療方法まで、随分と異なります。一方で健全な機能、審美性、恒常性についてはどの流派であっても高めるべく努力を行っております。違う治療をやっているようでも、究極の到着点は近いのかも知れません。

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ののやま矯正歯科医院