指しゃぶり

いつまでに指しゃぶりは卒業させたら良いのか?長期的な指しゃぶりは噛み合わせにも影響が出ますので、2〜3歳頃から自然にやめられる状況を作ってあげるのが良いでしょう。
乳児期の指しゃぶりはミルクを飲むための練習であったり、口の機能発達のために重要な役割があります。3才くらいまでは発達期の生理的なものととらえて、あまり神経質に考えなくても良いでしょう。習慣化していても社会性がめばえる頃に自然に減ってくる傾向にあります。上下の前歯にすき間があくことがありますが、乳歯の奥歯が生える2才半〜3才くらいまでにやめることができれば自然に治る可能性があります。

3才を過ぎても続いていると上顎前突や開咬、口呼吸、発音、骨の成長へも影響をおよぼしますので、やめるように働きかけていって良い時期です。

なくす時期は年齢がひとつの目安になりますが、精神発達などには個人差があり、全てのお子様に当てはまるわけではありません。精神的不安やストレス、注意を引きたい、などの心理的・環境的にも問題がないか、まずは指しゃぶりをしているタイミング等を観察することから始めましょう。外遊びなどでストレス発散させたり、違う事へ関心を向けさせたり、スキンシップをはかりながら、やめるきっかけを作ってあげると良いでしょう。

20150504140251