学校検診で不正咬合の指摘

十人十色といわれるように、顔も歯並びも様々です。違いがあるからこそ個性があり魅力があるといえるでしょう。しかしながら、あなたにとってのチャームポイントが「不正咬合」では残念ですね。歯並びの問題を単なる「個性」ととらえて良いわけではありません。

歯並びや噛み合わせの問題は、放っておくと子どもの心や体の成長への影響が心配です。不正咬合のマイナス面は、しっかり物が噛めなくて硬いものが嫌いになる、息が漏れて発音が悪くなる、ガタガタで虫歯や歯肉炎になりやすい等が知られています。悲しいことですが、お友達に口元をからかわれて消極的になってしまうケースも時々あります。

学校検診の「歯並び・噛み合わせ」にチェックが入っている場合は、相談することを勧めていると思います。矯正治療はいきなり治療に入ることはありません。不正咬合の種類は様々ですので、検診で指摘された不正咬合の問題を理解して、適切な情報やアドバイスを得ておくことは大切かもしれません。相談窓口については、かかりつけの歯科医院や専門医に問い合わせてみましょう。

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