アクロメガリー(先端巨大症)、下垂体性巨人症と矯正について

アクロメガリー(先端巨大症)、下垂体性巨人症とは、脳下垂体にできた腫瘍が原因で、成長ホルモンが過剰に分泌される病気です。子供の時に発病すると骨が縦方向に伸びて巨人症になりますし、大人で発病すると、噛み合わせが悪くなる、手足の肥大、下顎が出てくる、目の上やおでこが飛び出る、鼻が大きくなる、舌が大きくなる、唇が厚くなる、などが起こります。

矯正の分野では「受け口、反対咬合」が主な症状です。治療開始の際、骨格を見る為にレントゲン写真を撮って詳しく分析するのですが、このとき下垂体部に変化を見つける事もありますし、患者さんの全身の症状から判断して精密検査をお勧めする事もあります。極めて稀な病気ですが、しっかり治療をすれば改善が期待できます。しかし一般に知られている病気ではない為にそれぞれの症状に悩みつつも適切な検査を受けてない方もいるようです。アクロメガリーの場合、その治療をしていなければ矯正治療もなかなか良くならなかったり、噛み合わせを改善してもまた病気によって元に戻る事が起こりえますので、必ず下垂体の治療も併せて行う必要があります。

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