どうして歯並びが悪くなるの?

出っ歯、受け口、八重歯等歯並びが悪いために正しくかみ合わせができない歯並びのことを「不正咬合」とよびます。歯は本来骨のスペースやバランスが整っているとキレイに生えてくるものなのですが、何が歯並びに良くない影響を与えてしまうのでしょうか?一つとして同じタイプの不正咬合はないといわれるのですが、いくつかの原因が考えられています。

1)遺伝。顔が似るように骨格も似るため,受け口や出っ歯などは似ることがあります。
2)あごの未発達。柔らかい物ばかり食べるとあごがしっかり発達しませんが、近年の日本の食生活自体が変化し噛む回数も激減しているため、個々人だけの問題では無いとも考えられます。
3)乳歯の時の虫歯を長く放置する。
4)生活上のクセ。幼児期の指しゃぶり等。

学校の歯科検診でも不正咬合のチェック項目があり、そのまま放置すると成長過程で悪化したり、他のお口や顎関節のトラブルを併発する可能性があるとして問題視されるようになりました。様々な不正咬合の原因があるからこそ、矯正歯科をよい歯並びの実現のための心強いパートナーと考えてください。

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