悪いかみ合わせが関係する症状

虫歯、歯周病、不明瞭な発音、飲みこみづらさ、頭痛、肩こり、顎関節症。一見関係なさそうなこれらの言葉はいずれも、かみ合わせの悪さが一因であると言われている症状です。
かみ合わせの悪い人は歯並びもガタガタがあることが多く、歯ブラシの毛先が届きにくいので虫歯や歯周病にかかりやすいといわれてます。前歯が噛めてないタイプのかみ合わせ(受け口や開咬)は、歯が閉じてなかったり舌の使い方が通常と違ったりすることで喋りづらさやサ行やタ行が不明瞭になる滑舌の問題も起こりやすいです。頭痛や肩こりはしばしばみられる症状ですが、複合的な原因で起こっていることが多く、あらゆる精密検査をしても原因が特定されないこともあります。歯並びが悪いと全ての歯で均等に噛めず偏って噛むことが筋肉の不調和を来して全身的なトラブルに結びつくといわれていることから、かみ合わせも原因の一つと言えるでしょう。
かみ合わせを改善したらこれらの症状全て解消、とまではいかないかもしれませんが、少なくとも原因を除いていくことで解決の糸口になるでしょう。

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