歯の先進国 北欧の歯事情

キシリトールガムのCMを通じて北欧の国が「歯の先進国」というイメージを持っている方も多いでしょう。あるデータでは、12歳児の虫歯になった事のある歯を調べたところ、スウェーデンやフィンランドの子供は1本前後、日本の子供は3〜4本とはっきり差が見られます。この違いはいくつかの大きな要因が考えられます。まず『歯』に対するアプローチ。虫歯に強い歯にする為に、例えば給食後にキシリトールガムを子供にかませたり、歯磨き剤やうがい薬、飲み水にフッ素を加えている事も多いのです。次に『キレイな歯並び』。ガタガタの歯並びだと歯ブラシも届きづらくてむし歯になりやすそうですよね。北欧では人口のなんと3分の1の人が矯正の経験があるんだとか!!日本でも矯正している子供が随分増えてきていますが、クラスのお友達の3人に1人は矯正している国があると考えたら本当にすごいですよね。虫歯ゼロ社会を目指して矯正歯科が果たせる大きな役割があると考えています。

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