当院では舌のトレーニングを取り入れていますが、まだ年齢が低かったり、長年の悪い舌癖で舌の筋力がとても弱く、トレーニング自体もうまくこなせない方が大勢います。
初めにつまづいてしまうと「もうできない」と諦めてしまったり、「難しくて面倒くさい」とやる気を失ってしまいます。
しかし、正しい歯並び噛み合わせを手に入れる為には、悪い舌癖が解消されていることが絶対条件です。
今日は誰でもできる補助レッスンをご紹介します。できることから始めてみましょう。
まず、舌を自分でコントロールして動かせるようにならないといけません。
鏡を見ながら、舌の先で歯を一番奥の歯から一本ずつ舐めてみましょう。舌の先をなるべく細くしてピンポイントでゆっくり一本ずつ舐め移動させます。上の歯と下の歯それぞれやってみましょう。
次に、舌を上にあげられない人にオススメのトレーニングです。
舌の先を上の前歯の先まで出して、舌全体を上顎に押し付けて口を開け、ペタペタと音を立てます。徐々に舌を上顎に吸い付ける圧を強くしていきましょう。