歯列矯正の年齢に限界は?

歯並びや噛み合わせが気になるのに、矯正治療を「もう遅すぎる」とあきらめている大人の方は意外に多いもの。治療の基準がわかりにくいことや、矯正は若くないとできない、というイメージのせいでしょうか。

実のところお口の環境がよい低年齢からの治療が理想的ではありますが、一定の条件さえクリアしていれば矯正は何歳からでもできる治療です。ただ、年齢が上がればすでにたくさんのお口のトラブルを抱えていることも少なくはありません。口の問題は単独で起こる事より、影響し合ってトラブルを大きくしてしまうことが多くあります。こうした複雑な問題に、ムシ歯や歯周病、歯並び、それぞれを専門にする複数の歯科医師が協力して解決する「包括的歯科治療」といった動きも広がっています。

どの時点からのスタートでもいえる事は、‘今よりもよりよいお口の環境に’ということ。中高年の方でも、よい噛み合わせを獲得する事は見た目の改善ももちろんですが、歯が長持ちする環境になります。しっかり噛めるということは全身の健康にもつながります。

歯並びや口元を意識し始めたときがあなたの矯正適齢期かもしれませんね。
院長もただいま矯正中!
20140713