保定期間とは

前回お話したように、矯正治療で綺麗になった歯並び噛み合わせを保つ時期の事を保定期間と言います。
当院では見た目の美しさだけではない機能的な咬合を目指して治療を行っています。今後、何十年と治療をして良かったと思っていただけるよう保定治療を行って参りました。安定している状況が確認出来ましたら、保定装置は撤去する事もできます。何かの環境が優れないため不安定な要素を抱えていれば、保定治療の継続をお勧めするかも知れません。また、矯正治療とは関係せず、人間の身体は年齢とともに変化します。20ー30年の経過で上顎歯列は前方に、下顎前歯は後方に移動し、ガタガタが出ると言われています。おそらく自然な歯の移動、筋肉や歯周組織に対応した変化と思われます。これらの変化を最小限に停めたい場合は、永久的な保定装置の継続をお勧めします。
歯並びや噛み合わせが維持するためには、「歯も健康、歯茎も健康、アゴの関節も正常、口の回りの筋肉も正常」が望ましいです。定期的な口腔管理を続けより良い状態を保ちましょう。

ののやま矯正歯科医院