先週の続きのお話です。
<顎関節のズレが残っている場合>
子供の間はそれほど症状として表れていない場合であっても、大人になった時に問題が惹起する事もあります。何かの構造が壊れてしまう。という変化を起こしてしまうとしたら、症状が出始めてから本格矯正に移行しても、最良の結果とはなりません。
もし歯並び噛み合わせになんらかの問題を残しており,引き続き第二期治療(本格的なマルチブラケット治療)を希望される場合は,また長い治療が続くのですが,本当の良い噛み合わせを得るために頑張って下さい。本格矯正の場合は、名前の通り、本格的に歯列咬合を仕上げていきますので、そのまま並べるだけの治療は行いません。可能な限り、関節の僅かなズレを取り除き、より完全な機能性・審美性・恒常性を目指した精度の高い治療となります。
<今の状況も気にならないし、今後のことも気にしない場合>
今の歯並びや噛み合わせで十分満足している場合には,大人の歯並びへの交換を待って(おおむね12~13歳前後)治療終了になります。
当院では無料のカウンセリングを行っております。お気軽にご相談ください。