乳歯の歯並びが悪くても、そのうち永久歯に生え変わるから・・・とそのままにしていませんか?
乳犬歯よりも前の歯は、乳歯の時よりもサイズの大きい永久歯が生えてくるので乳歯列の時から歯と歯がすき間なく並んでいる時には、永久歯が並ぶスペースが足りなくなり、ガタガタの歯並びになってしまいます。
生え変わりの時期は、歯列や顎の成長発育が活発なため、お子さんの歯や口の中にできるだけ関心を持って正常な発育を妨げる因子を取り除いてあげることが大切です。個人差はありますが6〜9歳頃に具体的に次のポイントをチェックしてあげてください。
★6歳臼歯(第一大臼歯)が正常に生えてきたか
★上の2本の前歯の間に5ミリ以上のすき間がないか
★乳歯の前歯がいつまでも抜けずに残っていないか
★側切歯(前から2番目の永久歯)の生える場所がなく、歯列からはみ出すように生えていないか
★前歯の噛み合わせが上下で反対になっていないか
★指しゃぶりや舌を突き出す癖がないか
★奥歯を噛み合わせたときに左右にズレがないか
問題がありそうでしたら、矯正歯科などで相談されてみるのがいいでしょう。