プレート型アンカースクリュー矯正

まず初めに、プレート型アンカースクリューは医療用品として認められていますが、使用の用途として外科矯正の顎間固定用でとされており、矯正治療の固定源としては現在認められていません。そのため矯正治療での使用に関しては歯科医師個人の裁量と自己責任による適応外使用となります。
プレート型アンカースクリューとは口腔外科で骨にプレートをネジで止め、ゴムなどで引っ張る固定源にする装置です。しっかり骨に保定してある分、アンカースクリューより強い力に耐えることができます。
骨にネジを打ち込むので装置をつけた1週間〜10日は埋まっている親知らずを抜歯した時の様に顔が腫れます。痛みや生活に支障が出るのが心配な方は夏休みなど長期休暇を利用されることをお勧めします。
粘膜からプレートが出た状態なので、不潔、免疫力の低下が原因で炎症を起こすことがあります。矯正中はいろいろな装置がついて歯磨きが難しくなりますが、炎症を起こさない様にする為にも衛生管理と体調管理を徹底しましょう。

ののやま矯正歯科医院