歯ぎしり

目が覚めた時、顎や頬がズーンと重たく疲れた感じがすることがありませんか?それは寝ている間に無意識に歯ぎしりをしている可能性があります。今日は歯ぎしりについてご紹介します。
歯ぎしりとは、咀嚼筋(噛む時に使う口周りの筋肉)がなんらかの理由で異常に緊張し、上下の歯を無意識に色々な方法で噛み合わせることをいいます。
[歯ぎしりの種類]
①グライディング:下顎を強く前後や左右にずらしてこすり合わせること。寝ている間に音がしたり歯が擦り減る
②クレンチング:無意識に食いしばること。昼夜問わず生じる。
③タッピング:上下の歯をカチカチと連続的に、しかも速く噛み合わせること。睡眠時や寒い時に生じる。
特に今の時期は4月から環境が変化したり、ストレスが原因で歯ぎしりをすることがありますが、正常咬合の人は前歯や犬歯が適切に誘導するので歯ぎしりができない仕組みになっています。長年歯ぎしりを続けていると、歯がだんだん擦り減ったり、歯周病が悪化したり、顎関節にも負担がかかります。
子供の歯ぎしりは、大人と同じ原因の場合もありますが、噛み合わせの位置を探している場合もあるので大きく歯がすり減らない限り心配する必要はありません。
ご心配な方はお気軽にご相談ください。

ののやま矯正歯科医院