嘔吐反射

皆さんは奥歯を歯磨きしていて「オエッ」とえづいたことはありませんか?それは「嘔吐反射」といって体が異物を感じた時に吐き出そうとする、ごく自然なことです。嘔吐反射には個人差があり反射が出やすい人、出にくい人といます。
出やすい人は歯科医院で型取りの時や、口の中の写真を撮る為に大きな鏡を入れた時、しんどい想いをしたことがあると思います。
今日は嘔吐反射が出やすい人の為に、なるべく反射を出にくくする方法をご紹介します。
①下を向く、顎を引く:唾や型取りの粘土を喉に流れにくくします
②口をなるべく大きく開ける:舌や喉に粘土や物を当たりにくくします
③舌を引っ込める:悪い舌癖がある人は自分で舌をコントロールすることができません。舌癖改善のためのトレーニングを日頃から行い気をつけましょう。舌癖改善のためのトレーニングはこちら
④鼻呼吸をする:口呼吸をすると唾や粘土が流れてきた時に喉の奥まで流れてしまい更に苦しくなります
⑤食後の時間を避ける:食後は嘔吐しやすくなります
これらは妊婦さんの悪阻の時の歯磨きにも応用できるものなので、ぜひお試しください。

ののやま矯正歯科医院