世界禁煙デー

5月31日は、WHO(世界保健機関)が制定した禁煙を推進する記念日の世界禁煙デーです。3月28日のブログで「歯周病と喫煙の関係」についてお話ししました。今回は具体的な禁煙の方法についてお話ししたいと思います。

〈禁煙を成功させた人が実践したこと〉
音楽を聴く:吸いたくなったら音楽を聞いて気を紛らわせる。
水やお茶を飲む:冷たい水や熱いお茶を飲んで気を紛らわせる。
運動をする:吸いたくなった時に体を動かすと気が紛れるほか、禁煙後の体重増加対策にも。
記念日に始める:宴会シーズンを外し、自分にとって特別な日を開始日にする。
家族や友人に宣言:周囲の人に禁煙宣言をしておく。周囲の人には見守り、時には励ましの言葉をかけてもらう。

何度も禁煙に失敗している人には、「禁煙は辛い」「自分には無理!」という思い込みがあるケースが多いようです。

この負のスパイラルを打ち切り、本気で禁煙したい人には「禁煙外来」で医師のサポートを受けるという手もあります。病院での禁煙治療は12週間、5回の診察が基本となり、診察では毎回一酸化炭素濃度を計測し、非喫煙者の目安の値を目標とします。費用は保険適用の3割負担の場合では、合計約1万3000円〜2万円となります。禁煙外来での成功率は6〜7割だそうです。何度も禁煙に失敗している方は「禁煙外来」を受診してみてもいいかもしれません。

ののやま矯正歯科医院