狭窄歯列弓

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
一般的な歯列弓(歯並びを上から見ると前歯から奥歯まで)はゆったりとした放物線、U字型をしています。下の歯は上の歯より歯の厚みの半分ほど小さい歯列弓になっています。しかし、中にはV字型を示すなど、極端に狭い歯列弓を示す人もいます。そのことを「狭窄歯列弓」と呼んでいます。
多くは歯列弓を取り囲む筋肉の異常、耳鼻科的疾患(鼻づまり、扁桃腺肥大など)、口呼吸、指しゃぶりといった様々な理由により、上顎前突などの不正咬合が見られます。また、小臼歯が生える隙間がなく、内側から生え、幅を狭くすることもあります。
10代前半までであれば、急速拡大装置を用いて改善するとともにMFT(筋機能訓練療法)を行っていきます。
20歳くらいからは、そろそろ骨の縫合部が硬くなるため、拡大が必要な場合には、外科的に補助として、骨に切れ目を入れる事もあります。そうすることによって、成長が終了していても拡大することができます。
もし、歯列弓が気になるようなら、一度専門機関を受診してみると良いでしょう。

ののやま矯正歯科医院