味覚

人が持つ感覚は、視覚、嗅覚、触覚、聴覚、味覚の5つです。その中でも、味覚は他の感覚に一番影響しやすいと言われています。例えば、風邪を引いて鼻がつまったりすると、味を感じにくくなることもあるでしょう。それは、味覚を感じる器官は正常でも、味を感じる感度は落ちてしまうことが原因です。
食べ物を味わうために重要な役割をはたしているのが「味蕾」と呼ばれるものです。食べ物をよく噛むことによって、味の刺激を味蕾が受け取り、その情報が脳に伝わり、おいしいと感じます。しかし、舌がうっすら黄色っぽくなっていたら「舌苔」と言われる汚れがついてる状態なので、味をしっかりと感じることはできなくなります。そのため、毎回歯磨きの際には舌の色や感触に注意を向けることも大切となります。
もし、舌の表面に気になるような汚れがついてる時には、舌ブラシを使うこともお勧めします。その際には、味蕾を傷つけないよう軽く力を入れて磨くように気をつけてください。
食事をおいしく行うためにも、お口のケアもしっかりとしていきましょう。

ののやま矯正歯科医院