矯正治療の期間

最近は、クイック矯正やスピード矯正などと言われる短期間で終わる矯正治療もあり、何回かの通院で改善されると思っている方もいらっしゃるかと思いますが、基本的には、年単位となり長期間に及びます。しかし、それは分かっていても、どれくらいかかるか不安に思うこともあるでしょう。
治療される方のお口の状態や使う装置などによって異なってきますが、通常の矯正治療だと動的治療期間(例えばマルチブラケット治療)は2年前後が一般的です。その後の保定管理(保定装置をつけて様子を見る)期間が2、3年〜となりますので、通常であれば5年〜の治療期間となってしまいます。
なお、お子さん(早期治療)の場合には、顎の骨の成長や歯の生え変わりを見ながらとなりますので、開始時期によって期間は異なります。早期治療は、12歳臼歯と呼ばれる第二大臼歯が生える時期までの管理になります。
どの治療も個人差はあるものの長期間の治療になりますので、しっかりと納得をした上で治療することが望ましいでしょう。

ののやま矯正歯科医院