噛むことと顎の発達

噛み合わせと健康は密接に関係していると言われています。近年は、噛み合わせが体に及ぼしている影響が科学的に証明されつつあり、皆さんも様々な記事を目にしたことがあるかもしれません。
「よく噛んで食べなさい」と言われた経験がある方も多いでしょう。噛むことは、顎の健全な発達を促しますし、自分の歯でしっかり噛む刺激が唾液を出し、脳細胞を活性化することにつながります。顎(骨)がしっかり発達してないと、生えてくる歯のサイズと顎との大きさのアンバランスを招き、スペースの無い場所には歯は並びきることができないため、ガタガタの歯並びになります。しかし一方では、噛み合わせの良くない状態で無理に「しっかり噛む」ことを続けると、顎の関節や歯自体にダメージを与えることもあります。つまり、しっかり噛む必要が無い生活が、良くない歯並びや噛み合わせを生む循環もあるのです。
現代の日本の食生活は、美味しくて噛む負担の少ない柔らかい食べ物へと変化を遂げてきたわけですから、良くない噛み合わせ(不正咬合)は個人の問題というよりも時代の変化がもたらした現代病とも考えられるかもしれませんね。

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