アナフィラキシーショック

テレビなどでよく聞く「アナフィラキシーショック」という言葉、具体的にはどのような症状なのでしょうか?そしてアナフィラキシーショックは誰にでも起こり得る事があります。
アナフィラキシーショックとは、薬や食べ物など、その人にとってのアレルゲンに対してアレルギー反応が起こる事を言います。症状としては、じんま疹、吐き気、血圧低下、気管閉塞など様々あり、迅速な対応が必要になります。
矯正歯科では、アンカースクリューなど外科処置の時に局所麻酔を行います。その局所麻酔薬に対してアレルゲンを持っている人はアナフィラキシーショックが起こってしまう可能性があります。当院では、アナフィラキシーショックの進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐ為の補助治療剤を常備しています。万が一、症状がでた場合はスタッフが主治医の指示の元、患者さんの太ももか上腕に補助治療剤を注射し投与します。その後医療機関へ搬送する形になります。当院では、アンカースクリューを行う患者様全員に、事前にアレルギーが起こった事がないかなどのアンケートと同意書をお渡しし、ご記入いただいた上で処置を行います。
ご心配な事がございましたらお気軽にご相談ください。

ののやま矯正歯科医院

歯が動く仕組み

矯正によって、歯は1ヶ月に約1ミリ動くと言われています。今日は歯が動く仕組みをご説明します。
下の画像をご覧ください。
この画像では、八重歯になっている糸切り歯を、ゴムとワイヤーを使って青い矢印の方向へ動かそうとしています。
この時、歯と歯を支えている歯槽骨をつなぐ歯根膜に力がかかるのですが、緑の部分は歯根膜が圧迫され血流が悪くなります。逆に紫の部分は、歯根膜が引っ張られ血流が良くなります。
すると、緑の部分では破骨細胞という骨を破壊する細胞が生まれ、骨が吸収されていきます。紫の部分では骨芽細胞という骨を造成する細胞が現れ、骨添加されていきます。
このように、骨が吸収される側に歯が移動し、移動した側には骨が作られる。という事を繰り返し歯は少しずつ移動していきます。

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痛みの種類

今日は歯の痛みの種類のご紹介をします。
❶矯正による痛み:矯正装置を装着したばかり、使い始めたばかり、装置に調節を入れたばかりの場合は歯が動く事による痛みの可能性が高いです。通常1週間前後で落ち着くので様子をみましょう。痛い間は柔らかい食べ物を食べましょう。
❷虫歯:歯に穴があいてると中にある神経が刺激され痛みが生じます。
❸知覚過敏:何らかの原因で冷たいものがしみることがあります。矯正の調節を行うと知覚過敏の症状が出る事はよくあります。
❹強く噛んで負担がかかってる:全部の歯でバランスよく噛めてなく、特定の歯に負荷がかかっていると痛みが生じます。
❺歯茎に炎症が起きている:歯茎が細菌感染を起こし、出血や化膿して膿が出る事があります。
❻歯の根が露出している:歯周病や何らかの原因で歯茎が下がると歯茎の根が出てきてしまいます。歯の根の表面の組織は知覚過敏の症状が出やすいです。
いずれの症状も患者様ご自身では判断できないこともあると思います。かかりつけの歯科医院にご相談ください。

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抜歯後の痛みが強い

矯正治療では抜歯をすることがあります。
抜歯後の注意点としては、傷口を直接刺激しないようにプラークを除去してお口の中を清潔に保つ事と、強くブクブクうがいをしすぎない事です。
通常抜歯後は麻酔が切れた後は痛みが出ますが、徐々に落ち着いていきます。抜歯した部位は血餅と呼ばれるかさぶたができ治癒していきます。しかし、傷口を触りすぎてしまったり、強くブクブクうがいをしすぎてしまうと血餅が剥がれてしまい、ドライソケットという状態になります。骨が露出した状態になり、かなりの痛みと悪臭がします。重症化してしまうとその部分の骨が腐り溶けてしまいます。
抜歯後当日は、身体の血流が良くなってしまうと、血餅が作られにくくなってしまうので、長時間の入浴や激しい運動、飲酒は控えましょう。喫煙も傷の治りを悪くしてしまう原因になるので傷口がしっかり治るまでは禁煙する事をお勧めします。
抜歯後の痛みがどんどん強くなったり、傷の治りが悪い場合は、もう一度抜歯した歯科医院を受診しましょう。

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大臼歯抜歯

矯正を始めるにあたって、第一大臼歯や第二大臼歯を抜歯する場合があります。奥歯の大きな歯を抜いて食事などに支障はないのか心配される方もいらっしゃると思います。今日は大臼歯抜歯についてお話しします。
大臼歯抜歯の一番の目的は大きなスペースの確保です。大きな歯を抜く分、大きなスペースを確保することができます。ガタガタが強く大臼歯抜歯だけではスペースが足りない方は更に小臼歯抜歯も併用することもあります。
そして親知らずが正しい向きにある場合、大臼歯抜歯をしてスペースができると、さらに奥に親知らずが生えてきます。親知らずは第三大臼歯とも呼ばれ、大臼歯抜歯をする方は、この親知らずにも部品をつけて並べて、抜いた大臼歯の代わりにすることが多いです。そうすることで元々2本だった大臼歯の本数は2本と変わリません。
親知らずの有無や向きなど、お口の中の状態は人それぞれ違います。不安なことや気になることがある方は、お気軽にご相談ください。

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矯正中は特にお口の中を清潔に

当院では、アンカースクリューなど外科処置を行う場合があります。外科処置の前後は特に細菌感染に気をつけなければいけません。
そして、矯正装置の周りが細菌感染を起こすと、歯肉が腫れ痛みが強く出たり、アンカースクリューは化膿してしまうと脱落してしまう事もあります。
細菌感染を防止、改善するために、歯磨きを徹底するのと同時に、殺菌力の強いうがい薬の使用をお勧めしています。
マウスウォッシュとは異なり、殺菌力の高いうがい薬で歯や粘膜に吸着して最大12時間時間効果が持続します。しかし、どんなに優れたうがい薬でも、プラークが残っていては殺菌効果を発揮する事はできません。
うがい薬を使用する前にきちんと歯磨きをしてプラークを取り除く事が大切です。この時使用する歯磨き粉は「ジェルタイプ」をお勧めします。うがい薬に含まれる殺菌成分は歯磨き粉を泡立たせる発泡剤と反応して殺菌効果を低下させる事があると報告されています。ジェルタイプの歯磨き粉にはこの発泡剤が含まれておらず、うがい薬の殺菌効果を低下させません。
細菌感染予防、改善には、ジェルタイプの歯磨剤と殺菌力の高いうがい薬を併用しましょう。

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装置を紛失してしまった。壊してしまった。

取り外し式の装置をうっかり紛失してしまったり、壊してしまう事があります。
まず紛失してしまった場合は、装置代を全額お支払いいただき、もう一度装置を作り直す事になります。装置の値段は種類によって異なりますが、1〜6万円の物まであり、とても高価なものです。そして、装置を紛失してから新しい装置ができるまで約1ヶ月間装置を使う事が出来ないので治療が滞ってしまいます。特に多いのが、外出先で装置を外しティッシュに包んで置いていてゴミと間違えて捨ててしまった。小さいお子様やペットのおもちゃにされてどこに行ったのかわからなくなることです。装着していない時は専用のケースに入れてきちんと保管しましょう。
次に、装置を壊してしまった場合は、修理可能な場合は修理をいたしますので、壊れた部品や欠片は無くさずに持参して来院してください。そして、欠けた部分などは尖っていて口の中を傷つけてしまう恐れがあるため、修理するまでは使用しないでください。
もし、修理不可能は場合は、既製品なら新しいものをすぐお渡し、型取りをして作った物はもう一度型取りをして作り直すことになります。治療計画で指定された期間、通常の使用方法であった場合は、追加の料金をいただいておりません。
これらは当院からお渡しした歯科矯正依頼書に記載してますが、ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。

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お家でつける装置、何時間つければいい?

矯正治療では、歯に接着する固定式の装置と、お家で患者さんご自身で装着して取り外し式の装置があります。
取り外し式の装置は8時間以上装着しないと効果が出ません。なので就寝時に装着していただくのが最適ですが、特にお子さんは装置を付けると寝つきが悪くなったり、装置を勝手に外してしまう事があります。
しかし、数週間〜1ヶ月で装置に慣れると就寝中つけていられる事が多いです。慣れるまでは、昼間お家にいる時に装置をつけて遊んだり、話したりして過ごしてもらうと違和感が少なくなってきます。そして、徐々に夜寝る時に装着できるように移行してきましょう。
睡眠時だけでは時間が足りないという方もいらっしゃると思います。その時は、家にいる時に時間を見つけては装置を装着しましょう。
そしてもう一つ、装置の効果を十分に発揮するために必要な事は、ゴムを使う装置はきちんとゴムを定期的に交換する事です。
口の中にかけるゴムは毎日、口の中にかけないゴムでも3日に1回は交換が必要です。せっかく毎日8時間以上装置をつけて過ごしているのに、肝心なゴムを交換していなかったら効果はきちんと発揮されません。
綺麗な歯並び噛み合わせを手に入れるために、装置の装着時間、ゴムの交換をきちんと管理しましょう。

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8月8日は「歯並びの日」

明後日の8月8日は「歯並びの日」です。今日はそもそもどうして歯並びが悪くなるのかご紹介します。
①遺伝:顔立ちや体型が似るように、歯の大きさや顎の形も遺伝します。生まれつき歯の数が多かったり少なかったりする場合も遺伝が関係している人もいます。
②乳歯の虫歯:「乳歯の早期脱落の影響」(2018/6/26)でもお話したように、虫歯で乳歯を失い、そのままにしていると歯並び・噛み合わせに悪影響が出ます。早めに治療しましょう。
③悪い癖:口呼吸をしていると唇・舌の力が弱くなり、筋肉のバランスが崩れて開咬・出っ歯の原因になります。他にも頬杖を長く続けると下顎が歪んだり、指しゃぶりを4歳以上まで続けていると出っ歯になったりと様々あります。詳しくは「舌癖チェック」(2018/3/6)をご覧ください
④食生活:軟らかい食べ物ばかり食べ、噛む回数が減り、噛む力が弱くなると、顎が成長せずに歯が並ぶスペースが足りなくなってしまいます。

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フッ素うがい

虫歯予防に効果があるフッ素。歯磨き粉に含まれていたり、歯科医院でフッ素を塗ってもらうことができますが、一番効果が高いのはブクブクうがいをする液体タイプです。ペーストタイプより、液体の方が歯と歯の間、矯正装置の間、隅々までフッ素を行き渡らせることができるからです。
イソジンやマウスウォッシュとは異なり、お家で、専用の粉と水を混ぜてフッ素の液体を作ります。
詳しい方法は商品によって異なりますので、必ず説明書を読んで行ってください。
うがい方法には毎日法と週1回法があり、それぞれフッ素濃度が異なります。
指定された量を一口、お口に含み、30秒ブクブクうがいをして吐き出します。注意するべきポイントはうがいをした後30分はフッ素をしっかり歯に浸透させることです。直後に水でうがいをしたり、飲食をしてしまっては効果がありません。
そして、液体を作る際の粉は劇薬扱いになります。粉をそのまま口に入れてしまったりすると大変危険なので、小さなお子様の手の届かないところに保管しましょう。フッ素には一度に大量に摂取すると中毒症状を発症します。必ず用量用法をお守りください。

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