「トピックス」カテゴリーアーカイブ

発達障害と矯正

発達障害には、その障害特有の不正咬合もあり、子供の歯並び噛み合わせが気になるが発達障害があるので矯正できるのか心配。という保護者の方は多い思います。
当院では、まず無料カウンセリングを行います。その際に可能なら、お口の中の写真撮影と歯科衛生士による、お口の中のチェックをさせていただきます。
その後は日にちを改めて、検査で資料取り(1時間程度)を行い、その検査結果の診断を出して、実際に使う矯正装置を決めていきます。
検査が難しければ、少しずつ日にちを分けて資料取りを行ったり、慣れるまでトレーニングを行うことも可能です。
装置についてもまずはなるべく負担の少ない装置を使用し、その子に合った治療を進めていきます。
もし厚生労働省が指定する疾患と有する場合であれば、不正咬合の矯正治療について健康保険が適用されます。
無料カウンセリングの際にお気軽にご相談ください。

ののやま矯正歯科医院

ののやま矯正歯科医院 移転オープン

この度、新しい時代のニーズにあった治療を提供する為に、診療所を移転する運びとなりました。
2019年11月16日から移転オープン致しました。
新しい診療所では十分な駐車場の確保、全面バリアフリー化、皆様に快適な診療を受けて頂けるスペースをご用意しております。

新住所:東広島市西条町御薗宇5484番6
TEL:082-420-8790
フリーダイヤル:0120-17-8790

アクセス
公共交通機関をご利用の場合、西条駅から
西条市街地巡回バス[青ルート][赤ルート]乗車  上戸またはフジグラン前降車 徒歩1分
芸陽バス 竹原駅行き 上戸から徒歩1分

皆様には移転に伴いご不便をお掛け致しますが、今後とも宜しくお願い致します。

ののやま矯正歯科医院

11/8~11/14は「いい歯の日週間」

歯肉炎、歯周病を改善させるためには、毎日の丁寧な歯磨きを続ける事が必要不可欠です。
11/8~11/14は「いい歯の日週間」です。歯茎から血が出る人は、まずこの1週間、きちんと歯茎まで丁寧に磨いてみましょう。軽度の歯肉炎の方はこの1週間で改善するかもしれません。
残念ながら歯茎の炎症が歯を支える骨にまで進行してしまっている歯周病は完治する事はありません。お口の中が不潔になったり、体の免疫が下がった時などに症状があわられ進行します。
定期的に歯科医院で自分ではできない歯のクリーニングを行ってもらうのはもちろんの事、毎日の患者さんご自信による徹底した歯磨きで歯の中の細菌の繁殖を抑えてもらう必要があります。
歯肉炎は乳歯の時期からでも発症します。乳歯が生えたら保護者の方が責任を持って綺麗に歯茎まで歯磨きをしてあげてください。仕上げ磨きも、10歳前後までは夜だけでも続けてあげてください。お子さんは、一番奥の歯、歯茎の際を磨くのが難しいです。仕上げの際に特にその部分を意識してしっかり磨いてあげてください。

ののやま矯正歯科医院

11月8日は「いい歯の日」

11月8日は1「い」1「い」8「は」の語呂合わせで「いい歯の日」です。
みなさんのお口の中に、虫歯を放置している歯はありませんか?歯垢を磨き残して歯の表面がザラザラしている歯はありませんか?歯磨きをすると歯茎から血が出ませんか?
マルチブラケット装置をつけている人は、何も付いていない歯に比べて歯磨きが難しくなってしまいます。複雑な装置の隙間に歯ブラシの毛先を入れ込んで磨がくのはなかなか難しいです。
当院では、マルチブラケットを装着した全ての方に、太めの歯間ブラシをお渡ししています。本来の歯間ブラシとして使うのではなく、装置とワイヤーの間のプラークを除去するのに使用します。歯ブラシで装置の間を磨くのより簡単でとても綺麗に磨く事ができます。
プラークは細菌の塊で、プラーク1g中の細菌数は約1000億個。これは大便とほぼ同じ数です。歯に大便が付着しているの同じことになります。
プラークを綺麗に除去できるように、矯正装置の隙間は歯間ブラシも使用しお口の中を清潔に保ちましょう。
矯正治療が終了し、歯並び噛み合わせが綺麗になった時に、お口の中も健康でいてくださいね。

ののやま矯正歯科医院

口唇ヘルペス

口唇ヘルペスとは、ヘルペスウィルスが皮膚や粘膜に感染して、唇や口の周りに水ぶくれができる感染症です。
口唇ヘルペスが発症した場合は、皮膚科か一般歯科を受診しましょう。歯科医院によってはレーザーを当てたり、軟膏や飲み薬を処方してもらえます。ヘルペスはかさぶたになってから3週間〜1ヶ月で治癒するので、かさぶたを取らないように気をつけましょう。もし矯正装置が当たってしまうなどあれば水ぶくれが治るまで装置の使用をお休みしてもいいかもしれません。矯正の調節の時もどうしても唇を触るので、かさぶたが剥がれてしまう場合があります。痛みが強い方は予約を変更しても構いません。
そして、唾液や水ぶくれの中にいるウィルスによって人から人へどんどん感染していきます。自宅での装置の管理を気をつけましょう。一度ヘルペスウィルスに感染した人の体の中からウィルスが消える事はありません。体の免疫力が落ちた時などに何度も発症します。なるべくしっかり休養をとり、上手に付き合っていきましょう。

ののやま矯正歯科医院

マウスピースが合わなくなる

マウスピース(スプリント)は当院の用途に限れば最低半年、長い方なら数年と長期間使っていきます。
スプリントを使うのを怠ってしまったり、歯の生え代わりによって、スプリントが合わなくなることはよくあります。
実際の歯形と、スプリントの歯形があっていないので、合っていない部分のスプリントを削ります。しかし、幅が変わってしまっていたり、削っても合わない場合は、スプリントの歯形を全て削りプラスチックの材料を流して歯形を作り直します。
それ以外にも、毎回スプリントを少しずつ削っていくので薄くなり欠けたり、穴が開いてしまうことがあります。その時にも同じプラスチックの材料を使いスプリントを分厚くすることができます。
しかし、この作業を繰り返すとスプリントがツギハギのようになってしまいます。そしてこのプラスチックの材料は匂いと刺激が強いので、患者さんにとって辛い作業です。なるべく歯形を作り直さなくていいように、毎日きちんと使い続けましょう。

ののやま矯正歯科医院

舌のトレーニング(初級編)

当院では舌のトレーニングを取り入れていますが、まだ年齢が低かったり、長年の悪い舌癖で舌の筋力がとても弱く、トレーニング自体もうまくこなせない方が大勢います。
初めにつまづいてしまうと「もうできない」と諦めてしまったり、「難しくて面倒くさい」とやる気を失ってしまいます。
しかし、正しい歯並び噛み合わせを手に入れる為には、悪い舌癖が解消されていることが絶対条件です。
今日は誰でもできる補助レッスンをご紹介します。できることから始めてみましょう。
まず、舌を自分でコントロールして動かせるようにならないといけません。
鏡を見ながら、舌の先で歯を一番奥の歯から一本ずつ舐めてみましょう。舌の先をなるべく細くしてピンポイントでゆっくり一本ずつ舐め移動させます。上の歯と下の歯それぞれやってみましょう。
次に、舌を上にあげられない人にオススメのトレーニングです。
舌の先を上の前歯の先まで出して、舌全体を上顎に押し付けて口を開け、ペタペタと音を立てます。徐々に舌を上顎に吸い付ける圧を強くしていきましょう。

ののやま矯正歯科医院

ジュースによる虫歯

「ジュースは多く摂取すると虫歯になりやすい」というイメージは皆さんお持ちだと思います。
それでは、ジュースが原因による虫歯はかなりの広範囲に及ぶことをご存知でしょうか?
ジュースは液体なので歯と歯の間、歯と歯茎の間、隅々まで行きわたり、お口全体のかなりの本数の歯が一気に蝕まれます。
ジュースをよく飲む習慣がある人の歯にプラークが溜まっていたらどうなるでしょう?
プラークの中にいる虫歯菌の餌は、糖です。虫歯菌はジュースに含まれる糖を餌にして酸を出し、歯を溶かしていきます。
酸を出す虫歯菌を歯に定着させないように、歯磨きを徹底することと、一日のうちジュースを飲む回数を減らして大切な歯を守りましょう。
特に、矯正治療中に虫歯が進行してしまうと、装置を外してから治療に行かなければいけなかったり、使っていた装置が使えなくなってしまったりと大変です。
せっかく歯並び噛み合わせを綺麗にしたのに、矯正を終えてみたら虫歯だらけになっていた。とならないように虫歯予防も気をつけましょう。

ののやま矯正歯科医院

アナフィラキシーショック

テレビなどでよく聞く「アナフィラキシーショック」という言葉、具体的にはどのような症状なのでしょうか?そしてアナフィラキシーショックは誰にでも起こり得る事があります。
アナフィラキシーショックとは、薬や食べ物など、その人にとってのアレルゲンに対してアレルギー反応が起こる事を言います。症状としては、じんま疹、吐き気、血圧低下、気管閉塞など様々あり、迅速な対応が必要になります。
矯正歯科では、アンカースクリューなど外科処置の時に局所麻酔を行います。その局所麻酔薬に対してアレルゲンを持っている人はアナフィラキシーショックが起こってしまう可能性があります。当院では、アナフィラキシーショックの進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐ為の補助治療剤を常備しています。万が一、症状がでた場合はスタッフが主治医の指示の元、患者さんの太ももか上腕に補助治療剤を注射し投与します。その後医療機関へ搬送する形になります。当院では、アンカースクリューを行う患者様全員に、事前にアレルギーが起こった事がないかなどのアンケートと同意書をお渡しし、ご記入いただいた上で処置を行います。
ご心配な事がございましたらお気軽にご相談ください。

ののやま矯正歯科医院

歯が動く仕組み

矯正によって、歯は1ヶ月に約1ミリ動くと言われています。今日は歯が動く仕組みをご説明します。
下の画像をご覧ください。
この画像では、八重歯になっている糸切り歯を、ゴムとワイヤーを使って青い矢印の方向へ動かそうとしています。
この時、歯と歯を支えている歯槽骨をつなぐ歯根膜に力がかかるのですが、緑の部分は歯根膜が圧迫され血流が悪くなります。逆に紫の部分は、歯根膜が引っ張られ血流が良くなります。
すると、緑の部分では破骨細胞という骨を破壊する細胞が生まれ、骨が吸収されていきます。紫の部分では骨芽細胞という骨を造成する細胞が現れ、骨添加されていきます。
このように、骨が吸収される側に歯が移動し、移動した側には骨が作られる。という事を繰り返し歯は少しずつ移動していきます。

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