治療例

お子様の矯正治療をお考えの方上顎前突

前歯の軽い捻転が有ったので、2−3ヶ月ほどブラケットにて配列し永久歯への交換を待っているところです。顎関節の変化、前歯部被蓋などにも注意を払いながら経過観察を行っています。条件の良いケースでは、早期治療のみで歯列、咬合が確立します。世間では「抜かない矯正」「非抜歯床矯正」と呼ばれているようですが、条件さえ良ければ問題のない治療だと思います。
小学生の時期から始める矯正治療では、いくつか利点があると思われますが、欠点としては、早期治療自体が数年間の治療期間となっており、マルチブラケット治療が必要な場合ではさらに治療が長引く。
治療の協力度が本人次第といったこと、成長が関与するので不確定部分が大きい、そのため、矯正歯科医のなかでも賛否両論ある、
などです。
しかしながら行った治療が全く無駄でない場合であれば、 早期治療・一期治療・子供の治療・小学生で始める矯正はお勧めしたいところです。

前ページへ戻る
お問い合わせフォーム