お口の体操「あいうべ体操」

2週にわたって舌癖についてお話してきましたが、今週は舌癖に深く関係する口呼吸を改善する「あいうべ体操」をご紹介します。
日本人の9割が口呼吸と言われていますが、口呼吸によって口の中が乾燥すると虫歯や歯周病といった口の中の病気だけでなく、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、膠原病、腎臓疾患といった全身の病気へと繋がる可能性もあるかもしれません。そして口呼吸の人は必ず悪い舌癖を持っているので、歯並び、姿勢、顔の歪みに悪影響を及ぼします。しかしいずれも口呼吸を「あいうべ体操」で鼻呼吸にすることで改善することができます。
☆「あいうべ体操」やり方
①「あー」と口を大きく開く ②「いー」と口を横に広げる
③「うー」と口を前に突き出す ④「ベー」と舌を前に突き出して下に伸ばす
①〜④を1セットをして1日30回を目安に行いましょう。ポイントは大げさなくらい口を大きく動かすことと、1回を4秒前後かけてゆっくり行うことです。
鼻呼吸は病気を防ぎ、口呼吸は病気を招くとも言われています。皆さんも是非お試しください。

ののやま矯正歯科医院