骨は歯がないと痩せる!?

歯茎の中で歯を支えている骨(=歯槽骨)。永久歯を歯周病や虫歯など何らかの理由で失ってしまったり、生まれつき永久歯が無い場合(先天性欠如)や、ガタガタが強くて本来歯があるべきの所に永久歯がないと、そこの歯槽骨はどんどん痩せていってしまいます。乳歯の生え変わりの時は、歯槽骨の中に永久歯がスタンバイしているので骨が痩せることはありません。永久歯を失い、一度失ってしまった歯槽骨はなかなか元には戻りません。痩せてしまった歯槽骨の所へ矯正治療で歯を動かす必要がある時、歯の動きが悪かったり、歯を支える力が弱く、歯肉退縮の原因になります。
歯槽骨を再生させる方法としては、歯周組織再生誘導法、エムドゲイン、骨移植といった外科手術があります。しかし手術を行っても、骨を完全に再生させることは難しく、あらゆる症例に対して行えるものでもありません。大切なことは歯周病や虫歯で歯を失わないように予防することと、歯が無い状態で放置せずに早めの対処を行うことです。

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第14回ブレーススマイルコンテスト

矯正歯科治療中の方を対象とした笑顔のフォトコンテスト「ブレーススマイルコンテスト」
このコンテストは、矯正歯科治療中の方が前向きに治療に取り組んでいただくことを目的として、日本臨床矯正歯科医会が2005年より実施していて今年で14回目になります。年々応募作品数は増加し、昨年は全国から470点と過去最多の作品が寄せられました。
今回のテーマは「笑顔いっぱい!矯正治療 楽しんでます!」です。
応募期間は2018年6月1日(金)〜9月15日(土)※締切日必着
詳しい募集要項についてはこちらをご覧ください。
このコンテストは、最優秀賞、優秀賞受賞者には賞金と、副賞としてJTBギフトカード5万円分が贈呈されます。その他にも入賞者全員にQUOカード5000円分が贈呈されます。
矯正歯科治療でキレイな歯並びになっていく皆さんの”笑顔いっぱい!矯正歯科治療 楽しんでます!”という気持ちが表れている笑顔を写真に収めて矯正歯科治療中の思い出作りにぜひ応募してみてください。

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歯茎から血が出るのをそのままにしていたら・・・

今日は先週少しお話した歯周病についてご紹介します。
最強の歯周病菌と呼ばれるp.g(ポルフィロモナス・ジンジバリス)菌。p.g菌は赤血球ヘモグロビンのヘミン鉄が大好物で出血があるとどんどん増殖していきます。歯茎から血が出るのをそのままにしていると、p.g菌が増え続け歯周病が進行する原因になります。
p.g菌は食事中の直箸や親しい人物、ペットなどを介して感染します。日本の成人65%が感染しています。p.g菌から身を守るのは大変難しく、現代の科学では歯周病菌は駆逐できず、歯周病に完治はありません。発症してしまった場合は、歯周病の症状を改善させるためには毎日のブラッシングを徹底するとともに、歯科医院で歯科衛生士によるプロフェッショナルケアも必要不可欠となります。
歯科矯正治療を開始する際に歯周病が発症していると、さらに歯や歯周組織に負担をかけ歯を動かすことができません。そのため、まずは歯周病の状態を改善させてからのスタートになります。
かけがえのない歯を歯周病から守るためにも、歯茎からの出血を見逃さずに放置しないようにしましょう。

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6月4日は虫歯予防DAY、6/4〜6/10は歯とお口の健康週間

ということで、今週は虫歯予防とお口の健康の為に何ができるのか考えてみましょう。
まず虫歯予防について大切なことは歯磨きを丁寧に行うことと、間食の摂り方です。
歯に歯ブラシをきちんと当てて磨くことはもちろんですが、歯ブラシでは歯と歯の間の汚れを取り切ることはできません。そこで糸ようじなどのフロスや歯間ブラシも毎日使わないと、歯と歯の間の見えないところで虫歯が進行し、痛みや穴で虫歯に気づいた時には神経をとらないといけない程進行している場合が多いです。
間食でだらだら食べを続けていると、口の中が常に酸性になり歯が溶けやすい状態が続きます。そしてその時に酸性度の強い炭酸の飲み物や虫歯菌の栄養になる糖類を摂ってしまうと虫歯の進行へと繋がるので気をつけましょう。
お口の中の病気で一番身近にあるのは歯周病です。歯茎にプラークが溜まるとプラークの中の歯周病菌が歯茎から出血し腫れる歯肉炎を起こします。歯肉炎を放置すると歯を支える骨を溶かし膿が出る歯周病へと進行するのです。歯肉炎の段階なら1週間程度歯茎にブラシを当てて出血と同時に歯周病菌を体の外に排出すると歯肉炎は改善します。この歯とお口の健康週間で歯肉炎を改善させましょう。

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禁煙週間

5月31日から6月6日の一週間は禁煙週間です。初日の5月31日はWHO(世界保健機関)の定める「世界禁煙デー」です。『そろそろ禁煙したいな…。』と考えている人にはいいタイミングなのではないでしょうか?
矯正治療をされている方は少なからず見た目への関心があると思います。今日はタバコがもたらす見た目への影響についてお話します。
タバコを吸い続けると「スモーカーズフェイス」と言われる喫煙者に特徴的な顔つきになります。目尻や口の周りに目立つシワ、くすんだ肌やシミなどの肌トラブルに加えて、乾燥した唇、白髪、歯や歯茎の変色、口臭などが特徴で実年齢よりも老けて見られてしまうでしょう。
これはタバコに含まれるニコチンの影響で血管が収縮され、肌へ酸素が行き届きにくくなるためです。そればかりでなく、シミの原因となるメラニン色素ができるのを抑えたり、コラーゲンを作るのを助けるビタミンCがニコチンを分解する際に大量に消費されてしまうのです。
タバコは健康だけでなく見た目にも影響を与えるので、いつまでも健康で若々しくいる為にもこの機会に禁煙をしてみてはいかがでしょうか?

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口唇口蓋裂と矯正治療

健康保険が適用される矯正治療の時にご紹介した口唇口蓋裂とは、生まれつき口唇と口蓋(上あご)が離開している状態をいいます。お母さんのお腹の中で口唇と口蓋は別々に作られるので、口唇裂だけのこともあれば口蓋裂だけのこともあり、また両方一緒に起こる場合もあります。それによって上顎の成長がよくなかったり、歯の生え方に異常があることが多いです。そこで噛み合わせをよくしたり顔のバランスを整えたりするために矯正治療が必要になってきます。矯正治療を始める時期は、患者さんの状態や発育の程度、医師の考え方などによって異なりますが一般的な流れをご説明します。
生後2〜3ヶ月の頃に唇を塞ぎ、言葉を話し始める1歳〜1歳半頃に口蓋を塞ぐ手術をします。前歯が永久歯に生え変わったら噛み合わせや歯並びを整える矯正歯科治療に入ります。また将来、裂部に骨移植するための準備もこの時期に始めます。8〜10歳頃の犬歯が生える前に口蓋の欠けている部分に骨を移植して歯の生え変わりを助けたり、歯を動かす為の土台作りをします。
永久歯が生え揃ってくると、最終的な噛み合わせを目標にマルチブラケットを用いた本格矯正を行います。

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学校歯科検診と顎関節症

顎が痛い、カクカクポキポキ鳴る、口が開きにくい、顎に違和感がある、などの症状が出る顎関節症。何歳ごろからその症状が現れるのでしょう?
東広島市の平成28年度学校歯科保健調査で気になる結果が出ました。
年少〜小学2年生までは顎関節の項目は要注意0人でした。しかし、小学3年生になると要注意65人と大幅に増加しています。
つまり小学校3年生の時期に顎関節の症状が現れるということになります。原因は、はっきりとしていませんが、成長変化や永久歯の萌出が影響している可能性はありそうです。例えば上顎は下顎よりも成長のピークが早く訪れることで前後のズレが出やすくなります。また、6才から8才にかけて、永久歯が生えてきますが、あまり良くない噛み合わせとなっている場合、ちょうど9才から10才頃に顎の症状として出てくるといったことがあるかもしれません。
当院では早期治療(子供の時期の矯正)から顎関節症の予防に取り組んでいます。お気軽にご相談ください。

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こどもの矯正治療

5月5日はこどもの日ですね。今日はこどもの矯正治療についてお話しします。こどもの矯正治療には大人にはない「成長発育」という要素を持っています。
そもそも噛み合わせや歯並びの悪さは歯だけではなく、顎(骨格)にも問題がある場合が多いので、発育過程にあるこどもの場合、上下の顎の成長を抑制したり、促すなどして永久歯が生える前に問題を解消することができます。つまり、骨格と歯並びの両方から治療をすることができるのです。
また、舌で歯を押し続けるなど、歯並びを悪くする原因となる「舌癖」この舌癖を取り除くトレーニング(MFT)をすることで、不必要な口元の力みや緊張をなくし、きれいな発音と歯並びを手に入れることができます。矯正歯科ではこのトレーニング(MFT)を受けれるようになっています。MFTは、低年齢からをスタートすることでその効果はさらに上がります。
このように、こどもの矯正治療は、こどもの成長を見守り、正しい方向に発育させたり、口腔習癖を改善し、歯並びの乱れを予防することを目的としているものがあります。

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学校歯科検診でチェックがついた

お子さんが学校歯科検診でもらった用紙の「歯並び・噛み合わせ」「顎関節」の項目にチェックがついてた方は、矯正歯科やかかりつけの歯科でみてもらいましょう。
検診で歯科医師は、保護者の方では分かりにくいお口の中の問題も発見し該当する項目にチェックを入れます。
「歯こうがついています」や「歯肉に炎症があります」といった項目にチェックがしてあると一般歯科に来院していただき歯科衛生士による歯磨き指導を受ける必要があります。さらに「歯石がついています」という項目にもチェックがしてあれば歯科衛生士にクリーニングしてもらわなければいけません。早く抜いたほうがいい乳歯があったり、虫歯があったら早めの対処をしなければいけないように、「歯並び・噛み合わせ」「顎関節」についても、このまま放っておいたらその子にとって悪影響が出る可能性があるので、年に数回の学校歯科検診でチェックしています。
当院でも学校歯科検診の用紙の「歯並び・噛み合わせ」「顎関節」などについて対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。

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歯ぎしり

目が覚めた時、顎や頬がズーンと重たく疲れた感じがすることがありませんか?それは寝ている間に無意識に歯ぎしりをしている可能性があります。今日は歯ぎしりについてご紹介します。
歯ぎしりとは、咀嚼筋(噛む時に使う口周りの筋肉)がなんらかの理由で異常に緊張し、上下の歯を無意識に色々な方法で噛み合わせることをいいます。
[歯ぎしりの種類]
①グライディング:下顎を強く前後や左右にずらしてこすり合わせること。寝ている間に音がしたり歯が擦り減る
②クレンチング:無意識に食いしばること。昼夜問わず生じる。
③タッピング:上下の歯をカチカチと連続的に、しかも速く噛み合わせること。睡眠時や寒い時に生じる。
特に今の時期は4月から環境が変化したり、ストレスが原因で歯ぎしりをすることがありますが、正常咬合の人は前歯や犬歯が適切に誘導するので歯ぎしりができない仕組みになっています。長年歯ぎしりを続けていると、歯がだんだん擦り減ったり、歯周病が悪化したり、顎関節にも負担がかかります。
子供の歯ぎしりは、大人と同じ原因の場合もありますが、噛み合わせの位置を探している場合もあるので大きく歯がすり減らない限り心配する必要はありません。
ご心配な方はお気軽にご相談ください。

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